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小説が書けない!
新しい小説の執筆に挑戦しているのですが、今回は大苦戦しています。
前作『大学で1000冊の本を読む50の方法』はプロット作成から完成まで3週間くらいで書きました。
タイトルもプロットもあまり悩まずに決めました。
『大学で1000冊の本を読む50の方法』というタイトルは、まさに「降ってきた」という感じで、ポンと思い浮かびました。
初めての小説ということもあり「面白くしようと思わず、とにかく完成を目指そう」という気持ちで書いてました。
それにも関わらず、幸いにも面白いという感想を複数いただき、本当にうれしい限りです。
前回がたまたまスムーズに書けただけだという感じがしますが、今回はタイトル、プロット共になかなか決められずにいます。
悩んでばかりいても仕方がないので、先行して文章を書きはじめています。
書きながらタイトルとプロットを考えています。
プロットが面白くないと、小説も面白くなりません。
プロットっていうのは、小説の骨組みです。進むべき道を示す地図です。
プロットを作らないという方もいますが、そういう方は頭の中でプロットが出来上がっているんだそうです。
プロットのない小説というのは、目的地がなくあっちこっち徘徊しているような文章になってしまいます。
タイトルはもっと重要です。
タイトルがビシっと決まると、プロットも作れるようになります。
だから最初にタイトルを決めなければいけない。
でもタイトルが決まったからといって、まだ満足しちゃいけないんです。
小説を書きながら、本当にそのタイトルでいいのか考え続けなければいけないんです。
書きながら別のタイトル案を何十個も何百個も出し続ける。
もし書いてる途中でもっと良いタイトルが思いついたら、新しいタイトルに合わせてプロットも文章も修正していく必要があります。
小説って拷問に似てますね。
囚人が穴を掘って、それを埋める作業を延々と繰り返させられるみたい。それはさすがに言い過ぎか。