イジンデンのマーケティング戦略を考えてみた
どうも、初めまして。
最近イジンデン公認サポーターになったカッキーです。
最近、イジンデンの第三弾と蟲神器の第四弾のブースターパックが発売されましたね。ちなみに僕は、昆虫飼育者でありながら、イジンデンしかやりません。なので、蟲神器やらないのにそのカードの蟲にめっちゃ詳しいです。
この間ふと、蟲神器のプレーヤーがイジンデンの10倍ぐらいいるという話を聞きました。悔しかったのでイジンデンユーザーをもっと増やしたいと思い公認サポーターになりました。
公認サポーターになったはいいが、地方在住のため公認大会の開催も難しいので、僕なりにイジンデンのユーザー拡大のためにできそうなことを書いていこうと思います。
今回は主にダイソー出版さんやワンドローさんに対するお願いが中心となりますが、みんなで一緒に考えながらイジンデンの成長につながっていけばいいと思っています!!
それでは、ダイブトゥー、、イジンデン!!!
1. イジンデンの概要
ターゲット
カードゲーマー:
イジンデンは戦略性が高く、普段からカードゲームを楽しんでいる人向けのゲームです。歴史好き:
ゲームのキャラクターやストーリーが歴史に基づいていて、歴史好きにはたまらない要素が満載です。
強み
歴史好きの多さ:
日本にはたくさんの歴史好きがいるので、その興味を引きつけることができます。カードゲームとしてのレベルの高さ:
高度な戦略が必要なため、上級者向けのカードゲームとして評価が高いです。
2. 現状の課題
課題を簡単に言うと、
ルールが難しい
↓
プレーヤー少ない
↓
対戦する人がいない
↓
プレーヤーが少ない
↓
YouTube等のコンテンツとして弱い
↓
プレーヤーが少ない
↓
大会が少ない
↓
プレーヤーが少ない
という負の連鎖を生んでいると思っている。
参加難易度の高さ
ルールが難しい:
イジンデンはルールが複雑で、ルールカードも長くて読むのが大変です。プレイヤーからは「読む気にならない」という声も聞こえます。カードを集めるのが大変:
イジンデンは40枚のデッキが必要で、さらに1弾あたり80枚のカードが含まれているため、デッキ20枚で1弾60枚の蟲神器に比べると必要なカードを揃えるのが難しいです。
プレーヤー数
周りに対戦できる人が少ない:
そもそも周りにカードゲームを一緒にできる人がいない場合、やりたくても一人ではできない。参加できる距離で大会が行われていない:
大会は主に関東や名古屋などの大都市でしか開催されないため、地方在住のプレイヤーにとって参加が難しい。大会を開こうとしても参加人数が確保できない:
大会を開こうとしても、まわりにユーザーがそもそも何人ぐらいいるのか把握できず、そのわからないユーザーに対して主催者がリーチしなければいけないという大きなハードルがあります。
拡散メリットの低さ
コンテンツにしても数字が取れない:
YouTubeなどでイジンデン関連の動画が少なくなっています。動画の再生回数が少なく、視聴者の反応も薄いため、コンテンツを作るメリットが薄いと感じるクリエイターが多いのが原因です。
3. 解決策
ポイントは、課題のところで挙げた負の連鎖をどこかで断ち切ること。
そして、この課題はユーザー数が増えたり、対戦環境が整ったりして、どこかの分水嶺を超えると一気にイジンデンのゲームとしての面白さで勝負できるようになる。
ルール説明方法の見直し
動画でのルール説明:
スターターに入っている難しそうなルールカードではなく、YouTubeのルール説明動画のURLをQRコードにしてルールカードの一番初めに掲載します。動画の説明を見ながら聞くことで、カードを読むよりも理解しやすくなります。QRコードの活用:
ルール用のQRコードは、ルールカードだけでなくパッケージにも掲載し、新規プレイヤーが購入しやすくするべきです。
今掲載しているURLのページに飛んでも何もわからないと思います。
ルール説明動画
https://www.youtube.com/watch?v=_UqV7u674So
現在掲載中のQRコードの遷移先
https://www.daiso-syuppan.com/ijinden/
ちなみに、一度このURLを踏んでもらえれば、そのユーザーのアカウントはしばらくの間YouTubeがイジンデン関連の動画がおすすめされやすくなるという副産物もついてきます!!
初心者向けルールの構築
練習用・体験用ルールの導入: 初心者でも理解しやすい練習用や体験用のルールを設けることが重要です。例えば、バトルフェイズはメインフェイズの最後にのみ行い、バトルが終わると同時にエンドフェイズに入るといったシンプルなルールを導入します。
プレーヤーの過疎化対策
DXの導入:
ここが僕の本業であり、わかりやすく結果が出ると思うので長めに書きます。
-イジンデンの公認イベント用のフォームを作る。
-大会やイベントに参加したい人は全員それを使って登録を行う。
-住んでいる都道府県、メールアドレス、ユーザー名を入力する。
-大会開催者側も、同じシステムを使って運営に大会開催申請をする。
-公認サポーターは大会申請前に周辺地域で何人ぐらいの登録者がいるのかを確認できるようにする。
-運営が承認した際に、メールアドレスを登録している人たちに対して一斉に大会開催予定の連絡がいく
(タイミングと頻度は要件等で、受信拒否も設定が必要)
これらのシステムが整っていると、開催側が事前に参加可能な人数を把握でき、告知も自動で行えるのでかなり楽に大会を開くことができるようになります。大会の数が増えると、周りに対戦相手がいないという課題も解決できるので、全国にイジンデンプレーヤーが広がる。かつユーザーのデータを把握していることはマーケティングメリットが大きい。オンライン対戦
Reeさんという方が運営している天草サーバーというDiscordコミュニティがあるので、そこでみんなで対戦しましょう。
・天草サーバー http://discord.gg/3dPgu5G9uB
拡散メリットの向上
とにかくユーザーを増やす
ユーザーが増えれば数字が伸びて、数字が伸びればまた新しいコンテンツが生まれ、さらにユーザーが増えるという好循環が発生する。
その他にやってほしいこと
歴史とのコラボレーション:
イジンデンの強みである歴史とのつながりをもっと深くするべきです。例えば、加藤清正が登場した際には熊本城とコラボし、熊本城内でイジンデンの大会を開くなどのイベントを行います。こうしたイベントは、イジンデン側にもコラボ相手にもメリットがあります。読み物コンテンツの方向性の検討
イジンデンのカードやデッキに関するコラムを多く書かれていますが、コラムを読むイジンデンのユーザーはカードゲームというより歴史に興味を持つ人の方が親和性が高いと思います。
普段のゲームでは知らなかったイジンの偉人としての話がコラムで読めると、読み応えのあるコンテンツになると思います。ダイソー出版のサイト改修
これは完全に僕だけの不満ですが、仕事柄気になるので書きます。
サイトのディレクトリ構造がめちゃめちゃになっていて、管理が全くできていないので、見たいページに永遠にたどり着けない。
以上、イジンデン公認サポーターとして最初の仕事をしてみました!!
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