見出し画像

Filecoinニュース27:MoNAのローンチ、分散型ストレージのオプション、そしてIPFSでのFilecoinの利用など

2021年9月22日付、公式ブログから翻訳

~~~~

画像1

お知らせ(Announcements)

画像2


MoNAのローンチ

MoNA Galleryが発表されました! MoNAは、クリエイター、コレクター、投資家と共に、NFTアートの世界を構築します。自分のギャラリーをデザインし、MoNAに提出することで、あなたのコレクションを世界に向けて発信することができます。Taylor WTF氏、Dario、KidNimbus氏など、NFTのトップコレクターの3Dギャラリーはこちらをご覧ください。

ツール(Tools)

画像3


3つの分散型ストレージ:Estuary、Web3.Storage、NFT.Storage

Estuary、Web3.Storage、NFT.Storageはいずれもゲートウェイシステムです。このシステムでは、IPFSに保存するデータを受け取り、CIDを収集し、ユーザーがFilecoinチェーンにデータを保存するためのコントラクトを作成する手段の仲介を担います。それでは、どのようにニーズに合わせて最適なものを選ぶのでしょうか?それぞれのソリューションが、特定の目的と特定の利用者のためにどのように設計されているかは、こちらでご紹介します。

画像4


IPFSでのFilecoinの利用について

Filecoinは、どこからでもアクセス可能なデータを保存することができる分散型ネットワークです。一方のIPFSは、web3.0のファイルシステムで、開発者がウェブ上でデータの保存と取得を処理するためのものです。IPFSとFilecoinは相補的なシステムであり、このエコシステムはTextileやEstuaryのようなツールを開発し、両者の連携を支援しています。FilecoinとIPFSがどのように連携して分散型ストレージを実現しているかは、こちらでご紹介します。

ストレージプロバイダー(Storage Providers)

画像5


販売リファラル・プログラム「Filecoin Project Gravity」

期間限定の紹介料プログラムが開始され、大規模なデータセットをFilecoinネットワーク上にもたらすことができるクライアントを紹介する方に賞金を提供しています。クライアントを招待して、「data gravity pull」の構築をお手伝いしてください。参加方法や、どのような賞があるのかは、こちらで詳細をご覧ください。

ストレージプロバイダー秋のパブリックミーティング

先月、Filecoin Foundationによって第1回目のStorage Provider Public Meetingが開催されました。このミーティングで、Filecoinは以下の議論を行いました:

・ストレージプロバイダーワーキンググループの最優先事項は、新しい企業顧客を迎え入れ、導入事例を構築し、Filecoinネットワークを拡張すること。また、プログラム・マネージャ、ソリューション・アーキテクトに関するストレージプロバイダーとクライアントのサポートやインキュベーション・センターを通じた新規ストレージプロバイダーの案内のためのスタッフの増加など。

・Slack(#fil-mining)やGithub上のストレージプロバイダーやコミュニティに対する通信設定。

プレゼンテーションの様子は、Filecoin FoundationのYoutubeチャンネルでご覧いただけます。

コミュニティ(Community)

NerpaNet廃止のお知らせ

NerpaNetの使用状況と現在進行中の問題について検討した結果、NerpaNetの停止を決定しました。この決定の詳細は、以下の文書をご覧ください:

・ネットワークを生成・維持するためのツールやコンフィグは、もともとメインネットの規模を想定して設計されており、開発環境では効果的に機能しません。

・様々な要求やニーズ(テストセクターのサイズ、市場規模など)が、一つのネットワークで解決することが困難です。

しかし、これらの問題と皆さんのコミュニティへの参加により、開発環境の新しいアプローチが出来るようになりました。Protocol LabsのNetOpsチームは、開発環境を立ち上げるための新しく使いやすいツールと説明書を作りましたので、コミュニティに公開する予定です。ご要望やアイデアがあれば、是非こちらで共有してください。

イベント(Events)

画像6

Messariメインネット

Messari メインネット 2021開催されました!先日、Protocol Labsのプロダクトマネージャーの Pooja Shah氏とエコシステムリーダーのColin Evran氏が登壇し、それぞれNFTとProof of Workについて語りました。9月22日にはJuan Benet氏のキーノートスピーチが行われました。全アジェンダはこちらをご覧ください。

画像7


Asia Hackathon Season

Asia Hackathon Seasonはまだまだ続きます! PolygonとFilecoin、IPFSが共催するMarsイベントの参加登録は10月3日までです。FilecoinとIPFSを活用した独創的なソリューションを開発し、既存のデータストレージの限界を打破しようと考えているすべての開発者を対象としています。

また、Flowと共催するMercuryイベントは、9月20日に開会式が行われ、登録は10月31日までとなっております。

画像8


FLAII Demo Day – 9月28日

Filecoin Launchpad Demo Dayが間近に迫ってきました。9月28日には、世界中から集まった20社が、Tachyonが提供する最新のアクセラレータ・コホートの一環として、構築したアプリケーションやプロジェクトを発表します。各社の発表は、こちらから視聴出来ます。

画像9


ConsensusDaysの最新情報

ConsensusDays 2021は、Protocol Labsの研究チームが主催する、「コンセンサス」をテーマにした研究、プレゼンテーションを行う2日間のワークショップです。当初は1日のみの開催でしたが、多数のご応募をいただき、2日間の開催となりました。こちらからご登録いただき、Protocol Labsの研究チームや幅広いコミュニティにご参加ください。

画像10


Chainlinkハッカソン

あらゆるレベルのNFTおよびブロックチェーン開発者を歓迎します。仲間のハッカーと協力し、トップ開発者から学びを得られるイベントは、こちらから応募ができます。さらに30万ドル以上の賞品が用意されています。ブロックチェーン・エコシステムから集まった開発者、クリエイター、アーティスト、そして業界のメンターとともに、次世代のハイブリッド・スマートコントラクトを構築しましょう。

画像11


Filecoin Orbit

Filecoinメインネットの立ち上げから1年が経ち、この1年を祝うために多くのイベントが計画されています。詳細をお待ち下さい。

学ぶこと(Learn)

画像12


drandの価値について

drandは、Protocol Labsがサポートする分散型ランダムビーコンで、ユーザーの安全性を高めます。drandは、サードパーティのアプリケーションやサービスが使用できるように、一般的に利用可能なランダム性を提供します。drandの後ろには、League of Entropy(LoE)という、技術エコシステムに偏りのない、公的に検証可能なランダム性を提供することを目的とした独立したコンソーシアムがあります。

League of Entropyのメンバーに”あなたにとってのdrandとは?それを支持する理由は何ですか?” という質問をしてみました。皆さんのdrand、League of Entropy、そしてWeb3.0における検証可能なランダム性についての回答は、こちらをご覧ください。


✊参加してください!

GitHubのFilecoinプロジェクトにアクセスして、コミュニティのリソースも見てください。Filecoin Slackで質問をしたり、コミュニティフォーラムで問題や新しいアイデアについて話し合ったり、WeChatで@Filecoin-Officialをフォローしたり、Twitterで@Filecoinをフォローして意見を送ったりすることができます。

また、FilecoinのブログYouTubeチャンネルも、これから始める方には絶好の情報源です。

このニュースレターを直接受信するには、購読してください!

本ブログは、www.filecoin.io/blog からの翻訳となります。
ソース: https://filecoin.io/blog/posts/filecoin-news-27/

~~~~

※当記事はご参考情報となります。正確性・真実性確認にはご自身で情報ソースを確認して下さい。
Protocol Labs公式からの情報更新を翻訳しております。
そのため、記事発行時点の内容のため、後日に内容が変更される可能性があります。更新情報は速やかに公表させていただきます。

いいなと思ったら応援しよう!