自転車は楽し
洗濯を済ませてから、自転車で旧安田庭園に向かった。友人のカメラマンが写真付きで紹介していたので行きたくなった。
靖国通りを東に進み、久しぶりで隅田川を越えた。両国橋の上は東京湾に接する河口近くなので、潮風が吹き心地よい。
両国国技館を右手に見て、その隣が安田庭園だった。ホントに隣接している。清澄庭園より少し小さいが気持ちの良い空間だ。入り口門の近くで和服の新郎新婦が記念撮影をしていた。この庭園は区立公園なので開いている。
ミドリのタヌキが強権発動したので都立公園や美術館はすべて閉園である。本来なら東京都現代美術館や上野の東京都美術館など観たい場所がたくさんあるのだが全部クローズ。
美術館や庭園でコロナ感染のリスクなどあろうはずもない。あのタヌキは権力志向が異常に強いので、話題になる事なら何でもやる。本人も意味を理解できていないカタカナ・コピーの羅列は減ったが、相変わらず知性のカケラも無い。
帰り道、日曜に行ったギャラリー併設のカフェに寄った。オーナーは不在で美人バリスタが居た。さすがに暑いのでアイス・カフェラテを注文した。良い娘であるが、マスクをしているのでイマイチよく分からない。
さらに神保町で東京堂書店に寄ってみた。むかしから好きな書店だが、本の揃え方が素晴らしい。
あと、九段会館がスゴイことになっていた。1階から3階の外観を残し(復元?)、中央部に高層ビルを建設している。東京駅前の中央郵便局のような姿である。アンバランス極まりない。
コロナ対応のリモートワークなど見ていると、いまさら都心の高層ビルなど無用の長物では、と思わされる。
東京のアチコチで飲食店が次々に閉店し、空いたテナントには誰も入らない。これからはオフィスビルである。都心の家賃の高い一等地に本社を構えるなど、インチキ商売で信用を買いたいブラック企業だけである。
自転車から眺めると都心の風景も細かく変化を始めている。スガ内閣のマヌケ閣僚が何をほざこうとも、社会を動かす原動力は経済合理性である。
今夜はスーパームーンで皆既月食まである。なにか「良い事」の前兆であればウレシイ。