久しぶりの「のんべい横丁」
土曜日は渋谷へ行った。渋谷駅のハチ公口は歩くのも大変な人出だった。これから年末にかけて、「出歩くな」と言う方が無理である。
まずは淡路、アカネとも久しぶりだ。ただ不思議な客ばかりと同席した。ひとりは宮城県からのお上りさん。18時に友人と待ち合わせなので、それまでのヒマつぶしにやってきた。30歳の福祉関係で働く女性で、「東京は住むところでは無いので、たまに遊びに来るくらいでちょうど良い」と言っていた。
酒好きらしくビールを何杯も飲んでいた。あまり会話は弾まない。
そこに来店は3回目とかいう男性客が来た。それなりに良く話すが、まあ「メンド~な客」である。名乗らないし会話中の質問に一切答えない。客あしらいの上手いアカネが苦労するようなタマだった。まあ、アイデンティティが確立できずに足掻いている感じだ。
一度消えたが再訪してきた。ちょうど紫水の席が空いたので移った。
こちらもなかなか騒がしい集団が居た。広告関係者らしい。途中でりべかがまとめて引き受けていった。
店主のフルノから「小説は止めか?」と訊かれたので、「現状ではそうも行かないのがメンド~なところだ」と答えた。FBで書けなかったことを明かすのは、前説のようなモノである。
飲み屋での話題程度にはなる。愚痴るにしても、全部を説明していると酒が不味くなる。
むかしブログで書いたことをベースに飲み屋で話していたら、台本を書いた上でシャベってるようで興ざめした。
書くときは要約するので、まとまりは良いが話としてはツマラナクなる。小説が書けないのと似たような状況だ。
メンド~な客と同席した様子を、オモシロ可笑しく話せるようにならないと「自分が読みたい小説」は書けない。
昨夜は楽しく飲んだ。