日影の渡り鳥

 暑い。陽射しが殺人的である。自転車で走っているのでサニーサイドを避けている。
 そんな暑さの中、コロナ感染者は5000人を超えた。2週間後には1万人を超えるという話もある。もうそうなったら、否応なしに自宅療養するしかない。

 官邸には精度の高い情報が入るので、これらを見越して「死ぬ寸前の患者を覗いて、自宅療養とする」との宣言を出した。
 当然ながら総スカンを食らい、自民党からも批判された。スガ政権は打つ手が無いので責任逃れしかしない。
 総理スガは国会の閉会中審議からも逃亡し、厚労大臣が火だるまになっている。
 ときどきぶら下がり会見には応じているが、眼は宙を舞い何のビジョンも説得力も感じられない。

 国家権力というものは「徴税権」を失うと崩壊する。医療が受けられないなら健康保険料など払う意味が無い。
 所得税などアベ以降の自民党が湯水のごとくに投入した無駄遣いを見れば払う義務などない。所得税は天引きなので止められないが、住民税の不払い運動を起こすべきだと思う。
 自民・公明が政権に居座っている以上、税金を払うことは「利敵行為」である。

 脱線するが現在、女子ゴルフ競技を見ている。解説が静かで癇に障らないからである。毎週のようにテレビ中継があるので、アナウンサーも解説者も慣れている。
 スケートボードのように初めてテレビ放映などされると、舞い上がって「発狂放送」となる。

 アマチュアゴルフなどスポーツではないと思っているので、もう全くやらないが、やっている頃は山や谷にばかり打ってしまい、高低差はあるが常に日影を渡り歩いていた。平地のコースは嫌いだが、体力さえあれば木陰からフェアウェイで打つ上級者を見下ろす楽しさもあった。

 アベもスガも閣僚を引き連れて、炎天下のゴルフ場で死んでしまえ!


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