職業プログラマって
プログラマというお仕事って、いったいどんなお仕事でしょうか?
ドラマでよく見るような、ハッカーのようなイメージでしょうか。
アプリやゲームを作る人なんてイメージもあるかもしれませんね。
昔は、一日中パソコンの前に座ってひたすらパチパチやっているなんて思わているような感じもありましたね。
そのおかげで、人と関わるのが苦手な人に向いてるなんて考える人もいたと思います。
しかし、実際はそのような仕事ではありません。人とあまり関わらずに仕事を続けていけるような人はあまりいないのではないでしょうか。
極めて優秀で、好きなようにふるまうことが出来るような人ならそれもありかもしれませんが、まれだと思います。
お客さんやプロジェクトメンバなど、打ち合わせたり調整したりすることが結構多くあります。
ドラマなんかだと、頭に思いついたプログラムコードをそのままパソコンに打ち込んでみたいなことをしていますが、実際にはプログラミングを打ち込むよりも前に、設計をしてどのようなプログラムを作るのかを考えます。
考えたものは、設計書として文書に残すという作業を先にするんですね。
もちろん、お客さんの依頼を無視して勝手なものを作るわけにはいきませんので、設計書や、より一般の方にもわかりやすくまとめた文書を使って、思っている方向に進んでいるのかお客さんと打ち合わせたりもします。
時には、プロトタイプという試作版のようなプログラムを作ることもあります。
ちなみに、プログラマって、通常はプログラミングする人を指すと思いますが、ここではシステム開発全般に携わる人って意味で書きます。
プログラマ以外に、プロジェクトマネージャや、コーダー、テスター、SEなど色々な役割があるんですが、小さなプロジェクトなんかだと色んな役割を兼任することが多いです。
最近は、昔ほど大きなプロジェクトの話はあまり聞かない気がします。
まあ、職業プログラマって、パソコンとだけ向き合っているような仕事というよりも、結構コミュニケーションをとりながら進んでいく仕事なのだなと思っていただければよいのかなと思います。