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【顧客管理システム構築】6.構築その2~オブジェクトの設定~

1.現状の業務理解
2.課題の特定
3.ソリューションの提案
4.要件定義
5.設計
6.構築←今回
7.試験
8.リリース
9.残課題の整理
10.運用

構築では以下の流れで実施していこうと思います。

・Salesforceの契約、初期設定
オブジェクト設定←今回
・プロセス構築
・レポートの作成
・ページレイアウトの設定
・プロファイルの修正
・アクセス権の設定
・Webサイトとの連動

オブジェクトの設定

Salesforceでオブジェクトの設定を初めて行う場合は、以下のモジュールで学習してから実施するといいと思います。

以前作成したデータモデル図を見ながら、オブジェクト設定を行っていきます。

主従関係、参照関係を意識して、親になるオブジェクト、参照されるオブジェクトから作っていくと手戻りなく作ることができます。
ちなみに、プロセスや、レポートなどを作成している際に足りない項目が出てきます。その前提でまずわかっている範囲から作成していきましょう。

既存である項目を重複作成しないようにだけお気を付けください。

作成が完了したら、スキーマビルダーで設計書のデータモデル図と相違ないか確認をしていきます。

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今回はこれで以上です。
以下オブジェクト、項目作成時に私が気を付けていることのメモです。

参考:グローバル値セット

オブジェクトを跨いで使う選択リスト値はグローバル値セットを使うと管理が容易になります。
よくあるのだと自社の部署とか。
今回は、データモデルの赤字の項目をグローバル値セットとして用意しました。※寄付情報に「標準振込先」項目を追加しています。

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※銀行口座や決済手段が多い場合は、連動項目を作成するとより管理がしやすいです。

参考:プロファイルを先に作った理由

初期設定でプロファイルを作成していた理由は、項目を作成する際に、プロファイルの設定までできると楽だからになります。

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参考:ページレイアウトは項目作成時はなし

項目を作成するときにページレイアウトへの追加はなしにした方がいいです。
癖をつけておかないと、運用中にページレイアウトがぐちゃぐちゃなります…

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