フローチャートのIF~条件分岐~
「もし〇〇だったら△△する」を、ExcelではIF関数を使うと思いますが、フローチャートでは条件分岐図形(ひし形の図形)を使います。
決裁を実行する。
結果が「承認」なら、承認処理を実行する。
結果が「差戻」なら、再申請処理を実行する。
条件分岐図形の難しさ
ここまでは普通の使い方なのですが、フローチャートを書く上で条件分岐は使い方が難しいなと、前回のフローチャートについて語る会で感じました。
というのも、原則として、
ひし形の図形は、条件を書きます。
長方形の図形は、処理を書きます。
要するに、ひし形の中に処理は書きません。
原理原則に捉われすぎている…?
ただ、アウトプットする資料によっては処理をひし形の中に書いた方が良いケースがあります。
特に紙や、PowerPointなどに出力する場合は、図形数が少ない方が伝わりやすいです。
みんながみんなフローチャートツールを持っているわけではないので、修正などが発生する場合はPowerPointの方が好かれますよね。
もちろんひし形に処理を書くとひし形の縦横比率が崩れ見にくくなるケースもあります。
重要なのはフローチャートを作成する目的
重要なのはフローチャートを作成する目的です。
・誰が読むのか
・何のために使うのか
・原則を知っていて使うのか
何事もそうだと思いますが、枠に捉われすぎずに、かといって枠が出来た背景を無視せず使ってみてもらえると嬉しいです。