【顧客管理システム構築】7.試験~9.残課題の整理
1.現状の業務理解
2.課題の特定
3.ソリューションの提案
4.要件定義
5.設計
6.構築
7.試験←今回
8.リリース←今回
9.残課題の整理←今回
10.運用
さて、いよいよ構築が終わったので試験に入ります。
試験のやり方、考え方は色々あるのですが、やりすぎると今回の規模感にあわないので最低限やっていきます。
ちなみに、試験の目的は「リリース後のバグを減らすこと」だと思っています。要件通り動くかどうか。
設計時に書いた通り、業務フローの確認と、要件のチェックをしていきます。
試験書兼結果報告書の作成
この規模で試験書をどの程度作るのか悩んだのですが、業務フローごと・要件ごとに箇条書きにし、整合性チェックをしていくのが良いと思いました。
また、箇条書きにしていくのも、すでに業務フローはあるので、試験を行いながらやっていくで問題はないです。
正式なドキュメントとして残さないなら、業務フロー上にわかるように記載でもいいんじゃないかと思っています。
列としては、以下のような項目を使います。
・No
・カテゴリ
・項目
・確認手順
・想定結果
・実行結果
・備考
リリース判定
さて、上記内容で試験を行ったら、NGだったものをリスト化しましょう。
その結果をもって責任者にリリース判定を仰ぎます。
リリースに影響が出そうなものは改修しましょう。
また、リリースに関しては問題がなさそうならリリースしてしまい、運用中に改修していくのもありだと思います。
重要なのは、責任者とリリースしても問題ないか確認することです。
残課題の整理
試験結果や、その他開発中に出てきた追加要件などを含めて残課題の整理を最後に行います。
その際、優先順位や対応方針をまとめておくといいと思います。
後は運用に引き継いでプロジェクト完了になります。
では今日はここまでです。サクッと終わっていますが、実際に試験やるのは大変なので、工数はしっかり確保して行いましょうw
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