【顧客管理システム構築】6.構築その1~Salesforceの初期設定~
設計フェーズが終わったので構築をしていきます。
1.現状の業務理解
2.課題の特定
3.ソリューションの提案
4.要件定義
5.設計
6.構築←今回
7.試験
8.リリース
9.残課題の整理
10.運用
構築の流れ
構築では以下の流れで実施していこうと思います。
・Salesforceの契約、初期設定←今回
・オブジェクト設定
・プロセス構築
・レポートの作成
・ページレイアウトの設定
・プロファイルの修正
・アクセス権の設定
・Webサイトとの連動
Salesforceの契約
NPOの場合は、Salesforceは以下から契約できます。
トライアルして、有効化という流れになります。
今回は練習なのでTrailheadのPlaygroundを作成しましょう。
TrailheadはSalesforceの学習ツールです。かなり幅広く知識・スキルを習得できるのでまだ登録していない場合は、この機会に登録しましょう。
何かのモジュールから作成しないといけないのですが、私は以下から作成しました。
作成すると、以下のようにTrailheadのハンズオン組織に表示されます。
また、既存でDev環境を持っている場合はそれを紐づけることも可能です。
初期設定
私がよくやるやり方(特に初めて触るツール)はとりあえず設定を上から洗っていきます。
わからない部分は飛ばすこと、サクッと出来そうな設定をしていきます。
※やった内容が後でわからなくならないように、動画撮影しておくとスムーズです。
今回設定したのは、以下になります。(Playground環境なので、本番環境とは異なる可能性が高いです)
・プロファイルの設定
├広報、経理プロファイルの作成
・ユーザ管理設定
├高度な権限セットコンポーネントビュー
├拡張プロファイルユーザインターフェースの有効化
・公開グループ設定
├広報、経理チームの作成
・重複管理
├一致、重複ルールの有効化※別途要調整
・送信:不達管理 (Salesforce またはメールリレーからのメールのみ)
・会計年度の設定
・共有設定
├個人情報が含まれるオブジェクトのアクセス権限を「非公開」に
また、今回は省いていますが、本番環境であれば、ドメインや、メールが関係する設定、セキュリティアラートと状態チェックに表示される設定はしておいた方がいいと思います。
状態チェックはこんな感じで、設定漏れしていそうな部分を指摘してくれます。
では、今回はここまで!
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