【顧客管理システム構築】5.設計その2
前回はデータモデルを作成しました。
今回はビジネスプロセスモデルを作成と、残りの設計をしていきます。
1.現状の業務理解
2.課題の特定
3.ソリューションの提案
4.要件定義
5.設計←今回
6.構築
7.試験
8.リリース
9.残課題の整理
10.運用
ビジネスプロセスモデル設計
次に業務フロー図を設計していきます。
ここでは実装する機能要件を加筆しながら入れていきます。
機能要件に加筆した内容が以下になります。実装可否についてはしっかり握っておきましょう。
機能No.5はSalesforceを使うことで、
機能No.7はSalesforce以外のデータベースを使わないことで
機能No.8はApexコード(Salesforceのプログラム)を使わないことで
実現します。
申込の業務フロー
SalesforceではWeb to Leadを使うことで簡単にWebサイトとSalesforceを連携できます。ただし、不具合でSalesforceとデータ連携されていなくてもサンクスページへ遷移してしまうため、今回は標準APIを使うのが理想です。
ただ、Webサイト側のコーディングが必要になってしまいますので、まずWeb to Leadで実装して、別途標準APIへの切り替えを行うことにしようと思います。
月次処理(寄付情報の取得等)の業務フロー
Salesforceの仕組上、リードから、取引の開始を行う必要があります。
ここの手順を省くこともできますが、これを行うことで顧客情報の重複を排除します。
領収書発行手順の業務フロー
都度寄付の場合は月次、継続寄付の場合は年次となります。
主な流れは同一です。
非機能要件の設計
非機能要件に対して、今回使うシステムでの実態を書いていきます。
セキュリティだけ細かくなったので別出ししました。
あとは、設計書全体の言葉や体裁を整えて設計フェーズは終わりにしようと思います。
次回から構築をしていきます。
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