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【顧客管理システム構築】10.運用

1.現状の業務理解
2.課題の特定
3.ソリューションの提案
4.要件定義
5.設計
6.構築
7.試験
8.リリース
9.残課題の整理
10.運用←今回

いよいよ最終回になりました。
最後は運用について整理していきます。

運用に引き継ぐこと

開発はやって終わりではありません。
運用で成果を出せてこその開発です。
そのために、何を引き継ぐといいのか?というポイントですが、経験上引き継いでほしい情報は以下になります。

・導入目的がわかるもの
・全体感がわかるもの
・業務フロー、データフロー
・使い方がわかるもの
・既知のバグ
・保守連絡先

既知のバグは、残課題や、仕様として対応不可能なものが記載されているイメージです。

運用ドキュメントの作成

ということで上記を満たせるように運用ドキュメントを作成すればいいのですが、実際はこれまで作成してきた要件定義書、設計書、試験結果報告書を再度整理すればまとまると思います。

最後に

運用の契約はちゃんと握りましょう。
開発してくれたからまた相談できるとか、無料でやってとかそういうのに期待しすぎるといつか痛い目に合うと思います。
特に誰かに引き継ぐとき。

逆にそれがしっかりしていると、次の人はすごく気持ちよく進められると思います。
開発した人も、運用する人も、双方の幸せと、事業の成功を祈って。

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