ル・ポールのドラァグ・レース S12 Ep4 【The Ball Ball】

<注意!>
■めちゃめちゃネタバレします。ウィナーもボトムも書きまくります。
■英語が赤ちゃんレベルの読解力なので、NetflixJapanに配信されていないものは翻訳に誤りがあることもあります。(その時はこっそり教えてくださるととても嬉しいです…)
■文章構成力もないので基本放送されているものをそのまま垂れ流し+感想で書いているようなテキストです。

前回のチャレンジではシーズン初の脱落を目にし、ショックの色が隠せないワークルーム。でもだからといって悪態をつきまくる人がいるわけでないのは穏やかで大人なシーズンだからこそかな。
エイデンが(即興劇のチームの)わだかまりを少しぶつけてたのと、ジャンがどんなときにも前向きすぎるぐらい前向きだったのは通常営業な雰囲気なんでしょうかね。
クリスタルがミシェルに言われたメイクのことを気にしてて、クリスタル「メイク軽くしたつもりなのにな…」ニッキー「このチャレンジ向けにメイクを軽くしたってこと?」クリスタル「そうよ!」ニッキー「おいおい、まじかよ?」クリスタル「あぁ、あなたがまだここにいてくれてうれしいわ~」ニッキー「でも気をつけなさい、次はあんただから」ってやり取りがなんかぐっときた。
自分の長い髪で縄跳びするかわいいかわいいサクラちゃん、今週はポジティブに大活躍できるといいな…

ミニチャレンジ

ミニチャレンジは蜂の巣ダンス!私、蜂のコスプレ大好き!全員がフォーメーションに並んだ時、最高にかわいかった…!
短い準備の時間でも自分のスタイルにあったコスプレができてたように思ったのはジェイダとエイデン、ジジ、クリスタル(なんだかんだいって自分流のメイクを崩さない)。特にエイデンの蜂はこれから何度となくキャプチャが回ってくるであろう最高のメイク、表情だった。
ミニチャレンジのウィナーはジジ。バク転がお見事。あんな高いピンヒールできれいにきめて…それにしてもいつも完璧のジジの弱点ってなんなの?

メインチャレンジ

そして今週のメインチャレンジは私の大好きなボールチャレンジ!!お題はボール!(S12まできてこのダジャレ)

3つのテーマはこんな感じ。
・レディボーラー
・バスケットボール妻リアルネス
・balls to the wall eleganza

デザイン&裁縫は3つのうち最後の1つだけ。
あれ?ボールチャレンジって1つだけがデザイン&裁縫チャレンジなんだっけ?3つともっていうのもうないんだっけ…?
S3のクイーンたちの心と身体の疲弊具合とか思い出すと過酷すぎることは承知だけど…でも見たかった…

このボールチャレンジはジジとニッキーのファッションクイーン2強に、今回持っていた衣装のほとんどが手作りだというジェイダ、なんでも器用にできるジャッキーが迫ると予想します。

シェリーパイがアチコチ回って戦法を探っているのでルポールの巡回がなくてもワークルームやクイーンの様子が垣間見れる。
英語を使わない勝負だからというニッキーは何が何でもボールチャレンジは勝ちにいきたいんだろうなと思った。でもミシンを使わないのは意外だった。そんなニッキーを敵視しているのはジジ。ジジも母親譲りの裁縫力・デザイン力で勝ちをもぎとりたいところだろうし。
あぁ、ジジとニッキー、お裁縫チャレンジ…最高。
ジャンは幼少の頃から13年間サッカーを続けていた。少年期のジャンの美しくかわいいことよ…スポーツもできて、ミシンも使えるジャン。フィジカルもメンタルもめちゃ強そうだけどジジ同様に弱点て何…?
ブリダは裁縫やデザインが苦手らしくちょっと苦労している。ep1・3を見ているとファッションにそんなに強いタイプでないことはまぁ見受けられるというか。
ダクトテープで自分の身体をぐるぐる巻きにして、型をとってそれに装飾を加えていく方法のサクラちゃん。天才…?って思ったけどコスプレにはよくある方法なのかしら。ダクトテープを巻くお手伝いしているクリスタル、かわいい。
白いボールでガウンを作りたかったジェイダだけどボールが足りなかったのですぐさま方向転換。この聡明で、かつ臨機応変さが今後の武器になりそう。
ほとんどのクイーンがコルセットベースで衣装を作る中、パターンから衣装を作っているジジはベースのところで少し遅れをとってしまっているようで焦ってしまう。でもジジが作ったドレスは時間をかけただけあって身体にフィットして、丈も抜群で、スタイルもジジらしくて素晴らしい出来だった。
ジジがこのまま経験を積み続ければ「ドラァグ・レース」と「NEXT IN FASHION」の2冠を狙えそうじゃない?
エイデンのちょっとばかし地味な衣装を見てジャンが「審判みたい…」って言ったことに「なるほど…!笛を持たせよう」と発想の転換をするが、ジャンは(はぁ??大丈夫かよ…)ってなっている。これがどういう結果を生み出すか…

ランウェイ当日。
他の子たちがサクラちゃんのことを「ロックエム」とか「ロック」って呼ぶ中、「サクラ」と呼ぶニッキー。二人がまじかわいい…ほんとかわいい、とにかくかわいい。
サクラちゃんが今のメイクをするようになったのは、過去に「アジア人だから、フェミニンなメイクするのは簡単だね」って言われたことがきっかけでどんどんモリモリになっていった。人はトリクシーやキムチーのメイクみたいって言うけど、アニメスタイルや漫画のように描いていると言っていて、やっぱりトリクシーやキムチーのことを引き合いに出して色々言われているんだなとも思ったし、「アジア人だから」っていう言葉も今まで何度となく投げかけられてきたんだろうなと思った。

ジャッジのレスリー・ジョーンズが完全にドラァグ・レースオタク側で最高だった。レスリー・ジョーンズのリアクションのひとつひとつに心覚えがある。彼女の反応見ていると私も誰かと一緒にドラァグレースをわーわー言いながら視聴したい気持ちになった。

<lady baller>
■ジャッキー→アイドルっぽいけど驚きはない
■ニッキー→アイメイクとウィッグ最高。アメフトというより闘牛かとも思ったけど
■エイデン→クラシカルにしたいのはわかるけど丈が微妙、ウィッグに見覚えがある
■サクラ→え?地味?と思ったけど頭からボール落ちてくるの笑った。いつもと違うメイクはゴージャスだし鼻血がいい
■ジェイダ→ジャッキー同様驚きはない。それにしてもこのジェイダは勉強もできる、クラブでもキャプテン、そして美人っていうスクールカースト最上位の匂いがする
■ブリダ→色々とわかりにくくおしい
■クリスタル→メイクがいつもより控えめっちゃ控えめだけどメガネの奥では小さく主張している。個人的にはボーリングシャツが好きなのでこのルックは好み
■ジャン→サッカー大好きの全身サッカーボール。ウィッグもかわいいなあ。遠目だとホルスタインにも見えてかわいい
■ハイディ→こんなゴルファー実際にいそう
■シェリーパイ→ボールからリップ出てくるのいい
■ウィドウ→乗馬?競技じゃなくない?※乗馬でなくてポロでした
■ジジ→クリケットはあまり馴染みがないけど、スカート丈の絶妙な短さ、ウィッグ、メイク、すべてをあわせると結果上品になるのがすごい

<バスケットボールワイフ>
日本では球団のオーナーやましてやその妻が前に出てくることがそんなにないからいまいち伝わりづらいけど、玉の輿や、成金ってことなの?
■ジャッキー→ジェニファー・ロペスみたい
■ニッキー→ゴージャス…好き…でもこれが正解かわかんない…
■エイデン→紙袋www
■サクラ→セクシー…!バスケットボールの網と洋服の網っぽさかけてる?(多分違う)
■ジェイダ→美しい…オーナー妻というより高級クラブのママぽい。いやこれが正解なのかもしれないけど
■ブリダ→これはちょっとなんというか、うーん
■クリスタル→夫のお金でなんでも買っちゃうバカ嫁みたいな感じなのかな…。このテーマ解釈が難しい
■ジャン→球団オーナーの嫁だからゴージャスかつスポーティーってことか。ジャンらしい健康的な解釈…?
■ハイディ→パジェントクイーンぽい
■シェリーパイ→解釈難しいし、もやもやするところもあるからこのくらい振り切ってくれれば笑えていいと思った
■ウィドウ→ジャッキーと若干かぶった
■ジジ→「SEX AND THE CITY」に出てきそうなキャラ。美人で強そうでかっこいい。オーナー妻なのかどうかと言われると…?
結局解釈がわからぬまま、正解も不明で、なおかつちょっと閉鎖的なテーマだなと思ったまま終わった…

<balls to the wall eleganza>
■ジャッキー→こんな短時間にドレスとしての出来栄えもよく、テーマにも沿っていて、色味もよいけど少し優等生すぎて面白みには欠けるのかも…私は好きなんですが…
■ニッキー→かわいい!好き!S11のファームチャレンジのイヴィのドレス(本人としても最高の作品)に似てるけど
■エイデン→うーん、私はジャンやジェイダと同意見かな…もう少し手を尽くしてほしい気がした
■サクラ→これぞサクラちゃんって感じの色の洪水、色の暴力。ミシェルには引き算を覚えようと言われそうだけど
■ジェイダ→ガウンを作るには白玉が足りないというリカバリーがこうきたか。チャプチャプ衣装、すごいな…
■ブリタ→パイナップルドレスといえばマニラの素晴らしすぎるドレスが過去あったし、色みもモネの伝説のスポンジドレスに近い。ボールを素材には使っているけどボールらしさはない
■クリスタル→カルメンミランダをインスパイアしたドレス(カルメンミランダのことはフォロワーさんのわかりやすい記述で詳しく知りました)
■ジャン→奇想天外さもあり、ボールの素材も使い、テーマも残して一番関心して目をひいた。チューイングガムの小道具もきいている
■ハイディ→裁縫チャレンジ苦手そうなのに意外とよかった。ハイディは初見の私の想像をプラスの方で色々超えてくる
■シェリーパイ→きれいにまとまってるけどおもしろみはないかな…
■ウィドウ→おしい、靴さえよければすごいよかったのに。靴以外は個性的でとても好き。靴…
■ジジ→この仕立てを2日でデザインして裁縫したってすごすぎる。引き算も足し算も知り尽くしているデザイン。裁縫クイーンで過去素晴らしかったラジャ、ビアンカに並ぶであろう才能だけど何がすごいって他の二人に比べてジジはまだ若く、21歳なんだよね。おそろしい

今回のボールチャレンジを私基準で点数をつけてみました。(誰に頼まれたわけでもないし、むしろ無粋なんだが…)
1と2を5点満点、3つ目を10点満点にする方式と1~3まですべてを5点満点にする方式をやってみた。5点にしても10点にしてもどちらも同じ結果になったし、ジャッジとも同じ結果だった。

グラフィックス1

そしてこれは推しの贔屓目が入っているだろうと、贔屓目減点を差し引いたものがこちらになります…結果はほぼ変わらないですね。

グラフィックス2

※もう一度いいますが、これは無粋なオタクのお遊びです!点数が低いクイーンが嫌いとか、お前が落ちたらよかったんだ!なんてミジンコも思ってないです。ただただ私の好みのファッションでつけた点数です…!

ジャッジでは、ミシェルお得意のパーソナリティーが見えない、殻を破れの洗礼を浴びるニッキー。ボールチャレンジにそれいる?それ必要?ネクストドラァグスーパースターを見つけないといけないのわかるけどルッククイーンや優等生キャラに個性がないと言うのなんかいつもモヤモヤする。特に今回のチャレンジはキャラクターを見せるコメディチャンレジでもなければファッションチャレンジなわけだし、まだ登場して3回目だし…今それ言う…?
ルポールにも、今までの人生で特異で奇抜な体験聞かれたけど、びっくり仰天な体験してなきゃダメなの???今、まさに今、そこにいるクイーンが輝いていても???って一視聴者にも関わらずついいらついてしまった。
ニッキー、もっと言い返してもよかったのに…(厄介オタク)。でもレスリー・ジョーンズの返し(怒った顔見せて?うん、最高!!!)のくだりには和んだ。
エイデンにももっともっと前へ前へ自分を主張しないと目立たないとというけど、一歩下がって皮肉顔見せるのも個性の一つなのでは?そうそう、サクラちゃんやクリスタルのメイクも個性だよね????ってなんか色々わかんなくなってきた。でもこれはコンテスト番組なんだからルポールやミシェル、番組制作者がコレだと思うもの、好みそうなものを見つけて武器にしないといけないしね、うん…
少なくとも私はep4にしてニッキーの個性やキャラクターを好んではいます。エイデンだって今のままでも十分ファンがつくようなとびっきりのキャラクターだと思う。

ボトム3人の中でエイデンがセーフと告げられた時のジャンやジェイダが思わず声を出してしまったところや、ニッキーやクリスタルの驚き顔を見るとリップシンクはエイデンだと思ってた人が多かったのかな…それはそれでせつない。
ボトム2になったサクラちゃんはリップシンクにむけて闘志を奮い立たせたいところなんだけど、ひたすら「お願い…」と何かに祈るように小さな声で繰り返しつぶやいていて、もうその姿は怯える小さな子どものようで痛々しくて、そして愛おしくて涙でる。レスリー・ジョーンズが口パクでサクラちゃんに何かを告げて(ファイト?ドントファキアップ?)いるところも号泣ポイント…
かたやブリタは闘志満タン(ピンチに燃えるタイプ?パフォーマンスに自信あるからか)。
サクラちゃんは動き回るためにちぎろうとしたスカートがうまく引き裂けない。多分だけど残りたいと気持ちで緊張しすぎて、表情も動きも固くいつもの実力も愛嬌を出せてないような気がする。あぁ、ほんと辛い。ブリタは途中で自分の勝利を感じたのか余裕が見えてきたようにも思う。

サクラちゃんのサシェイを宣告されるとジャンは両の拳をぎゅっと握り、目に涙を浮かべていた。
ステージを降りたあとのサクラちゃんの嗚咽が聞こえもうもう…ほんと涙とまらない。ハイディも思わず顔をそむけてしまうほど…。
サクラちゃんの最後の言葉は「Never give up on your dream,and tell yourself that you love yourself.」(けして夢をあきらめないで、自分を愛して、そしてそれを自分に言い聞かせて)。
サクラちゃん、ほんとそれ。私もその言葉を大切にするよ…

各シーズンで私のイチオシのクイーンはたいていトップ3か4まで残っていたので、鏡にリップで書かれた推しクイーンのメッセージを見るのははじめてかも…推しクイーンの途中脱落を見るの辛い…しかもこんな序盤に。

<ミニチャレンジ>
beehive jive ウィナー→ジジ
<メインチャレンジ>
ボールボールチャレンジ
ウィナー→ジジ(ニッキー/ジェイダ) ボトム→サクラ/ブリタ(エイデン)

【ep4 untucked】

セーフ組が「ステージには誰がまだ残っているんだっけ?」「ブリダ」「ジェイダ」「クリスタル」「クリスタル」の声にクリスタルが「私、ここにいるよ!」ってニコニコしながら手を挙げててかわいかった。
誰がボトムになるのかという話題でウィドウが真っ先にエイデンの名前をあげた。バスケットワイフのときの紙袋についてやっぱりつっこんでいた。
ジャンはボールエレガンザの衣装については思うところはあるようだけど、エイデンからシンプルなのが自分の持ち味だと言われたと話した。
エイデンのスタイルについて忠告したい人と、忠告を聞かず自分のやり方を貫きたいエイデンでこの先ひと悶着ありそうな予感…
エイデンたちがステージからUNTUCKEDにきたときも、最後の衣装にもっと時間をかけるべきだったのではとワークルームで言ったことと同じことをエイデンに伝えたジェイダだがエイデンは聞く耳もたないし、自分の意見を言い返した。
ここで大きな喧嘩にならないのは本当はもっと言いたい言葉はあるだろうにぐっと飲み込む大人なクイーンが多いシーズンだからなのかな。でもそれはお互いを尊重しているのか、面倒事が嫌いなのか、それとも知らないからね…ってあきれているのか。

「前回ボトムだったニッキー、誰がトップで誰がボトムか聞かせて」と聞かれても「それは私にはわかんない」と答えたニッキー。パーソナリティについて言われたことがそうとうひっかかっているみたい。

みんながお喋りする中にいても心ここにあらずで落ち着かないサクラちゃん。今にも崩れ落ちそう…
席を離れ涙を流している中寄り添ったのはクリスタルとウィドウ、ニッキー。他のみんなも心配そうに見守っている。
ニッキーが奮い立たせる言葉をかけ、ウィドウに励まされ小さく笑う。
レスリー・ジョーンズがハイテンションにUNTUCKEDにあらわれても(ウィドウのいわくつきの黄色い靴にサインしたの笑った)、やっぱり意気消沈した姿を隠せない。
ジェイダは「さぁ化粧直して準備しなさい、これが私の言いたいこと」なんて粋なハッパをかけてくれているし、ジジのハグも泣けた。みんなに愛されているし、類まれな才能を信じてもらっているサクラちゃん。
リップシンクの準備をしているときのサクラちゃんは迫力がそれなりに感じられたけど、ステージでは…やっぱり緊張感があふれて表情は乏しかった。動揺や不安を打ち破れず頭白くなってしまったのかな…
ステージを降りたサクラちゃんが泣き崩れて小さくなっている姿、ワークルームを名残おしそうに去る姿、すべてが悲しい。

サクラちゃんの最後の言葉は「every time you fart,that's just me saying i love you.」(あなたがおならするのは私がアイラブユーって言っているってこと)。おい、サクラちゃんw

S12のコンペティターであるRock M. Sakuraはいなくなっていまうけど、みんなが認める大きな才能を持つRock M. Sakuraはこれからもっともっと大きな花を咲かせるはず。折しもこの放送があったとき日本では桜の花が咲き始めました。とてもきれいな桜の花はもうすぐ満開になる。
優勝はとても大事なことだけど、これからのクイーン人生、優勝だけが全てでないのがドラァグ・レース。
サクラちゃんは今までもたくさんの人に愛されたし、これからはもっともっととてつもないたくさんの愛を受け取るようになると思う。
だから自信を持って。不安や自信のなさを何かで隠さないで、ありのままで自信を持って、自分を愛してほしいです。
私はこれからもサクラちゃんが大好きです。

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