下ネタは脳を救う…(21.1.10)
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夏目漱石はI Love Youを「私はあなたを愛しています」と訳した生徒に向かって、「日本人はそんな表現しない、せいぜい『月が綺麗ですね』とでも言うのが精一杯でしょう」と言ったというエピソードは死ぬほど有名ですが、逆算して、
「今宵、夜は寒いですね」
を英訳するとどうなんだろうと考えていたら下ネタしか思い付かなくなりました。(本当の自粛)
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下ネタといえば、土曜夜21時半から大分のOBSラジオでやっている「夜のイチスタ☆」が好きだ。
ラジオコラムニストのやきそばかおるさんが紹介していて聞いてみたくなった。放送は大分ですが、ただまぁradikoプレミアム会員という上流階級に属する私には不問。月額400円で全国のラジオ聴き放題無双ですから。
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夜のイチスタ☆
まいまいさんというフリーアナウンサーが30分ひたすらゆるーい下ネタを発し続ける番組なのですが、旦那さんと中学生のお子さんがいるとは思えない切れ味の下ネタ。
およそ地上波で、
・おっ○い
・ちん○ん
・ゴールデン○ール
・ラブ○テル
などと言ったワードが頻発する。
で、またまいまいさんの声は程よく艶やかで、それでいてキャラが朗らかだから嫌らしさがほとんどなく、「あ、ここまでは放送コード許されるんだ」とリスナーと同業に気付きを与えるギリギリの線を攻めていく奇跡の番組。
しかし、なんかこういう尖った番組って特にテレビ界隈で減ったな。
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今も流行っているのか知らないけどちょっと前にASMRって流行りましたよね。咀嚼音とかをYoutubeに流してその音が癒し、α波ドバドバーみたいな。
他人の咀嚼音って普通に気持ち悪いと思う(美人は除く)から、個人的にASMRはよく理解できないというか共感ゼロ≠癒しなんですが、「夜のイチスタ☆」は多分そんな感じに近いものがあると思っていて、
疲れたときとか死にたくなったときに聞くと脳がいい感じに溶ける感覚があって、まいまいさんはきっといつか誰かの命を救ってくれるんじゃないかな。
良い具合にバカバカしくて、爆発力ないけど「ふふっ」っていう笑いに誘われ、聴いていてなんのストレスも感じないけど聴き終わって何も残らないところが後腐れなくて好きなんです。
ラジオはやっぱり、聞くのにストレスを感じないことが一番大事。
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思えば、福山雅治だってANN時代は下ネタをひたすら1時間話し続けていたっていまだに女性の憧れだし、ケーシー高峰だってテレビに出れている時代。
毒蝮三太夫にいたっては「俺は老人ホームで寝たきりの老人に向かってババァなんて言わねぇ。溌剌として元気で魅力があってこう言う人に長生きしてもらいテェっていうレディにしかババァと呼ばねぇんだ」とかラジオで言っている。
すごい発言だ。
これ、多分バカなフェミニストとかには言っていることが理解できないんじゃないかな。
下ネタなんて表面的な性表現だけを論ってセクハラなんていっているヤツは思考停止してんだからさっさと知的業界から立ち去った方がいい。てか死んで欲しい。
ともあれ、下ネタは正義。
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元来エロは文化の醸成隆盛に一役買ってきたわけで、恋愛小説の帰結が一緒にグルメ巡りしましょう、では全然面白くないのである。
まぁグルメ巡りの後、六本木の多目的トイレに向かうかもしれないけど(渡部)
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ということでradikoプレミアム会員の方は是非「夜のイチスタ☆」聞いてみてください。