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あなたの記憶に残る劇場版パトレイバー II は何ですか?

聡明なパトレイバーファン諸兄におかれましては、声優榊原良子さんが先日投稿したブログ記事はもうお読みになったことでしょうか。

いやはや。まさか令和に劇パト II のラストシーン (ついでに押井監督との袂を分かつに関しても) 激アツ文が拝読できるなんて。気付いたら劇パト II を観ていました (通算 N 回目)。この投稿の前にもパトレイバーに関する記事があるのでそちらも超おすすめです。

で。

終始クライマックスすぎて何度視聴したか分からない劇パト II ですが、自分にも毎回セリフを口ずさんでしまうぐらい妙に記憶に残るシーンがあります。それは物語のクライマックス、地下トンネルでテロリスト勢力のレイバーと交戦中のワンシーン。

篠原「太田、もう目は覚めたか?」
太田「おう」
篠原「お前の大好きな接近戦だ、準備しろ」
(無言でリボルバーカノンが収納されているハッチを開く)

言葉数は少ないものの、二言三言で十伝わるのが何とも堪らん。

多分シリーズ通じて初めてフォワード太田とバックアップ遊馬の息がピッタリ合った瞬間だと思います。しかも (作中時間で 3 年ぶり?) 久しぶりのバディで。

劇パト II の舞台設定が独特で (元祖) 特車二課要素がほとんどない中、僅かな時間で特車二課の「阿・吽」を表現している素晴らしいシーンだと思います。もちろん直前にも「いつもの」小言もあるので安心です。

しかしこの劇パト II の難しいところは、事前情報と押井耐性がそれなりに備わっていないとおすすめできないところでしょうか。

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