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楽器とか好きな学生は軽音部入ると想像の3倍くらい良いよ、の巻
しろうとバンド歴だけは長くて、かれこれ35年くらいになるのかな。歳取るわけだ。
初めてしろうとバンド界に足を踏み入れたのは、バンドブーム直撃の高校生の頃でしたが、現在まで続くしろうとバンド道の原点となったのが大学の軽音部です。
今の若者にとって楽器持って集まるっていう音楽活動がどんな具合なのか知りませんけど、軽音部って色々良いことあるからおすすめだよっていう話です。
しろうとバンド活動を楽しくする色んな経験ができるってのが大きいです。
田舎の大学(オーケンが中退した学校)でしたけど、軽音部員は何十人もいましたから、色んな楽器が見れて楽しいっていうのがまずひとつ。
楽しいついでに、シングルコイルはこんな音がする、ハムバッカーはこんな音みたいなところから、こういう楽器はこういう使い方するとこんな音がする、みたいに自然と覚えられるし、新しく楽器を買うっていう場合にも参考になっておトク。
機材についても、一応部費の徴収はあったけどタダみたいな金額で色んな機材に触って使い方を覚えられるっていうのも良いです。楽器やアンプの使い方や音づくりのやりかたも自然と身についてきます。ドラムスセットの組み立てなんかもね。
それから大学の軽音部って、学園祭とかでもライブをやるんでPA卓(ミキサーいじったりしてライブで鳴る音をいい具合にする係)も自分たちでやるんで、みよう見まねで卓までいじれるようになっちゃってこれまた楽しくて良き。
こういう楽しくてためになる体験ができる、しかも大学生は暇なので毎日できるっていうのが大きいです。一生懸命勉強しようとしなくても、自然にバンド活動、ライブ、レコーディングとかのイロハが身につくもんなんです。
今にして思うと、軽音部での経験がなかったら社会人バンドをやろうと思っても、なかなかハードル高かったんじゃないかなって思います。
そんなわけで、中高生とか若い人で音楽活動を楽しみたいと思ってるんだったら、もし大学行ったら軽音部入ると色々良いですよって話です。おすすめ。