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B-Side Ourselves - Skid Row にまつわる話

ディスクレビューとか解説とかじゃなくって、単なるまつわる話ですけど。90年代に猛烈なバカ売れしたメタルバンドのスキッド・ロウが余裕の感じで出したカバーアルバムです。

収録曲
1."Delivering the Goods"  ジューダス・プリーストの曲
2."C'mon and Love Me"  キッスの曲
3."What You're Doing"  ラッシュの曲
4."Psycho Therapy" ラモーンズの曲
5."Little Wing" ジミヘンの曲

とにかく、ものすごい流行ったんですよ。スキッド・ロウ。メンバー全員イケメン揃いでしたけど、ボーカルのセバスチャン・バックのキャラが立ちまくっていました。アクセル・ローズと双璧をなす存在でした。良くも悪くも。

メジャーデビューアルバムの「Skid Row」は個人的にはそこまではって感じ。シングルカットされたYouth Gone Wildなんかは有名だけどちょいダサめかな、当時からそう思ってました。

セカンドの「Slave To The Grind」これがものすごい売れたんですけど、確かにコレはいい。ハードでヘヴィでファンキーで実に楽しいアルバムです。

私の中でスキッズといえばコレ。

音作りもちょっと前のアメリカのハードロックバンドみたいにカラっとし過ぎではなくて、ほどよく重たくてダークっぽい感じが私好みです。そして何よりも、セバスチャン・バックの声が良い。

さて、B-Side Ourselvesですけど、売れに売れて乗りに乗ってると思われる時期に余裕の感じで好きな曲をカバーしてみましたみたいなミニアルバムです。

それぞれの曲、もしスキッド・ロウがやったこうなるだろうなという予想を良くも悪くも全く裏切らない、予想通りにもほどがある仕上がりなんですけど、それでもというかそれだけにというか、楽しく聴けます。サイコ・セラピーは特に名カバーだと思います。

全盛期はあっという間に過ぎ去ってしまった一発屋みたいなスキッド・ロウですけど、名前を思い出すと楽しい気持ちになるバンドです。青春の1ページ的な。

思い出しましたが、ハタチくらいの頃スキッズのRiot Actをコピー演奏したことがあったんですが、当時はこのくらい1曲ずっとダウンピッキングで演奏できたんだよなあ。今だったら5秒でアウトです。っていうか演奏しようという気にもなりません。

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