Ghetto Stout - The Untouchables スカ・パンクにまつわる話
スカ・パンクと言えばイギリスの2トーン(ツートーン)系のスペシャルズ、セレクター、マッドネスとかが代表選手と思われます。この辺はロック史の教科書に見出しつきで載ってると思うので、調べれば情報も色々出てきます。
私も一時この辺のスカ・ロックをぼちぼち聴いてた時期があって、その流れで一番気に入ったレコードが、2トーン系ではないアンタッチャブルズの「Ghetto Stout」ですが、アンタッチャブルズについては情報少なすぎ。情報求むって感じ。
わかってるのはアメリカの純黒人バンドということです。イギリスの黒人、白人混成の2トーンとは対照的です。
何度も言うように情報少なすぎでわかんないんですが、このレコードはどうもベスト盤っぽいです。違ったらごめん。
2トーン系グループとは違った印象のサウンドで、ブラスがとても効果的に前に出てきており心地が良いです。
2トーンっぽいガチャガチャした雑多な感じは少なくて、洗練されてまとまったサウンドという印象ですが、それが私の好みです。どっちがいいとかじゃなくて、好みです。
今回YouTubeを漁ってみましたけど、MVがことごとくカッコいいですね。これはずっと観てられます。
こっから先はアンタッチャブルズの話から離れて、スカ・ロックにまつわる話。
スカ・パンクとかスカ・ロックって、私の世代だと割と自然と耳に入ってくる環境だったように思います。私の世代っていうのは、嫌いな言い方だけどアラフィフってやつ。イチロー世代と言わせてください。
子供の頃、テレビのコマーシャルでガンガンかかってたのがマッドネスです。マッドネス本人たちが替え歌で歌い踊る、ホンダのコンパクト・カーのシティのコマーシャルです。
当時ってテレビコマーシャルの印象って今よりも強烈だったんです。
YouTubeとかもなかったですから、家にいる間はずっとテレビを観てるという感じで、マッドネスを知らない人も日本国民全員この曲を知ってましたし、車に興味がない人でもシティっていう車を知ってたくらいです。マジで。
そして時は1980年代後半からのバンドブーム。レピッシュなんかはテレビにもよく出てましたし、能動的に聴きに行かなくても耳に入ってきてました。
パンク要素は薄いですが、ザ・ブームも初期の頃はロックンロールとスカという印象でした。いつの間にかいけすかない感じになっちゃった(笑)。嫌いじゃないけど。
今思い出したのが、ここまでの話の流れとは関係ないけどパフィーをジェリーフィッシュのアンディがプロデュースしたアルバムに入ってた「キミにGO」って曲。
スカ・ロック、スカ・パンクは子供の頃から刷り込まれていて、知らず知らずのうちに馴染んでいましたよという話。
それから、アンタッチャブルズについての情報求むという話です。ネットで調べようとしても検索結果にギャング映画の方ばっかり出てくるんです。
場合によっちゃあ、漫才コンビの方も出てくるのでさらにややこしいです。そして検索のサジェストに柴田ばっかり出てくるのはなぜ?ザキヤマの方じゃないんだ。