電子マネー色々大丈夫か?って場面を目撃の巻
今日の昼間、コンビニのコピー機を使いたくてお店に入ったら、コピー機のすぐ横が電子マネーカード(?)の売り場で、お爺さんがアルバイト(っぽい)店員に色々相談している最中でした。
コピー機を使用しながら聞くでもなく会話が耳に入ってくるわけですが、どうやらお爺さんは、たくさんある電子マネーのうちどの種類のものを買ったらいいのかがわからない様子。
店員さんも、何に使うのか聞いてあげればいいのになんて思いつつ、よっぽど声をかけてわかる範囲で説明してあげようとも思ったんですが、お爺さんはお爺さんでちょっとややこしいタイプの人にも見えて、親切心を出したばっかりにイヤな展開になることも懸念されて、結局何もせずその場を立ち去りました。
私はどうすれば正解だったのかな?
もしかして詐欺にあいかけてない?
店員さんも気が利かないと思ったけど無責任に適当なことも言えないだろうし、気の毒ではあるかな?
なんてことを思い、スッキリしない気持ちでその場を去ったんですが、電子マネーっていうもののあり方自体がとてもじゃないけど社会のシステムに組み込むにはまだまだ未成熟だということも感じました。
その売場にあったものを横目で見た限りでも、Amazonのやつ、Appleのやつ、Googleのやつ、ゲーム関係のやつとか、色々ありすぎ。日頃使わない人は確かにどれを選んでいいのやらとなってもおかしくないです。
コンビニ購入の場合なんかは特に、全部統一のものになってりゃ良いのに。決済はそれぞれの会社に対して行うんだから、別に電子マネーをチャージする段階で各社それぞれに種類を分ける必要はないはず。
いまさらそれを改めるには大変なコストがかかるだろうから無理だってことはわかってます、初動の段階で間違ったねって話。
システムが不完全なんだから効率が悪かろうがなんだろうが、せめてサービスや商品を売る側は、現金振込でも可みたいな逃げ道を残しておかないと。
今の段階では、今日みかけたお爺さんみたいな人だってまだまだご健在で、そういった人に不便を強いて置き去りにするのは、社会のシステムとして正しいわけがありません。
わからない方が悪い、自分で調べもしないで、みたいに思う人もいるでしょうが、そういう人は自分が歳をとった時におこるであろう不都合を想像できないという意味でも、単純に他人への思いやりという意味でも、考え方が幼いとしかいいようがありません。
電子マネーに限らず、インターネットを利用したサービスの多くは、もはやインフラの一部と言えるほどに普及して利用されている割に、未成熟なものが多いように感じます。詐欺の温床になったり、著作権の概念どこいった?みたいなことが多かったり。
あんまり調子こいてると今に大変なことになるんじゃないかって話。かくいう私もインターネットサービスを利用してこれを書いてるわけです。