楽器は見た目
エピフォンのリヴィエラというセミアコースティック・ギターとの付き合いはかれこれ25年になります。京急川崎の駅近くの楽器屋さんにぶら下がってたのを見て、気づいたら会計してました。
楽器や機材に詳しいわけでもないんで、プラグを繋いでドーンと音さえ出れば何でもいいと思ってるんですが、見栄えがきれいなんで気に入って愛用しています。今でも生産されてるモデルなんですが、今はこの感じのサンバーストは多分作ってないんじゃないかな。違ったらごめん。
初心者がどんなギターを買ったらいいのかについてのアドバイスなんてのは割と昔からよくあるトピックですが、できるだけウザアドバイスおじさんになりたくないという意味も含めて、私は見た目が好きなヤツを選べば良いと思ってます。好きなギタリストが使ってるやつとか、それに似てるやつとかでも良いですね。
逆にどんなに弾きやすくても、どんなに良い音がしても見栄えが気に入らない楽器には魅力を感じませんねえ。
そんなわけで、このリヴィエラもちょっとだけ見栄えバージョンアップを目指してカスタムしてあります。テイルピースをトレモロのヤツに取り替えました。
元々のテイルピースもユニークでシャレオツなんですよ、リヴィエラは。ギブソンやそのOEM系のセミアコのブランコテイルピースはポピュラーで珍しくもありませんが、リヴィエラのヤツは1~3弦と4~6弦で分かれてて長いのと短いののダブルなんです。弦交換の時ちょっとウザいのですが、そんなことよりも見栄えが大事。
そのプリチーなテイルピースも捨てがたいのですが、ごっついトレモロユニットが大柄なセミアコに実によくハマるということで常々魅力を感じており、交換しちゃいました。ビグスビーとかの高級ブランド品じゃなくて、数千円の安物ですが、見栄え良くなりました。
機能的にはチューニングにも支障はありませんし、ちゃんとアーミングできるんですが、使いにくいことこの上ないです。写真見てわかる通り、アームが遠いんです。
ジャカジャカやる部分はピックアップの上ですから、そこから手をずいぶん移動させないとアームに届きません。アームに指をかけたままジャカジャカやるみたいな奏法も、ちょっと試みましたが無理でした。
でもいいんです。見栄えのためですから。