スーパーカブに荷掛けフックを取り付け
半月ほど前に、通勤用にスーパーカブ50(2018・AA09)を買いました。毎日乗っています。
サスペンションとかブレーキなどの交換にはさほど興味はないのですが、積載とか外観に関しては手を加えて、日々より快適に通勤という名のツーリングを楽しみたいと思っているわけです。
これまでに、またがるところにつけるキャリア(ベトナムキャリア)、後ろの荷台にアイリスボックス、右ミラー部にスマホホルダーをそれぞれとりつけてあります。こんな状態です。
同じ原付でもスクーターだとシートの下がメットインスペースになっているので便利なのですが、スーパーカブは車輪が大きいことと、シートの下がガソリンタンクになっていることで、そこに積載スペースはありません。ですからアイリスボックス(コンテナ)はつけないと生きていけません。
ちなみに、一応そこにフルフェイスヘルメットはギリ入りますが、雨具とかを入れてあるのでメットインスペースとしては使えません。もっと巨大なボックスを選べば良かったかも。
ベトナムキャリアは実用面より外観を渋くしたいので取り付けました。一応ポーチをぶら下げていますが、この小さいキャリアにはなかなかモノを積もうという気にはなりません。ここに積める程度のものはコンテナに入りますからね。ここに詰めない量の荷物を積んだとしたら、今度はどうやってまたがるんだ問題が浮上してきますし。
考えても考えてもどう使うべきかわかりませんね(笑)。サイズ的にもカーブ具合的にも、ネコを仰向けに載せるのが一番シックリきます。そしてポーチにはハムスターの夫婦を入れるのが一番シックリきます。載せませんし入れませんけど。
さて、今回は後ろのアイリスボックスに荷掛けフックを取り付けて、スーパーやコンビニで買い物をした袋とか、ある程度かさばるものを、ボックスの上に積めるようにしようという計画です。
ホームセンターに行って、フック8個とそれを止めるビス・ワッシャー・ナットなどを買ってきました。
ボックスは柔らかいプラスチックなのでドリルで穴をあけて、フックをビス止めします。しかし迂闊にも、電動ドライバーを会社に置いてきてしまいました。仕方ないので模型用のドリルを使って手動で穴を開けます。幸いにも思ったよりボックスの材質が柔らかかったので、なんとかなりました。こんな具合に8個、取り付けていきます。(テープは位置の目安用です)
ここで問題発生、ボックスの形状的にフック8個中2個分、ビスを裏側で止めるワッシャーとナットが真っ直ぐ付きません。どうやっても斜めになっちゃう。フックを縦向きに取り付けるのが正解だったんですが、穴を開けちゃったので後の祭り。
ちゃんと寸法を取ってやればこういうことにはならなかったんでしょうが、目測、目分量、フィーリングでやるというのは私の人生観みたいなところがあるので仕方ないですね。
強度的には特に問題はありませんし、どうやってもこれは解決できない問題です。できないことを思い悩んでも意味がありません。「まあいいか」の精神で乗り切りました。思えば私の人生ってこんな感じ。それでもソコソコ俺たちゃ生活してるんだからワケわかんねえよな、おい。
そんなこんなで前3ヶ所、後ろ3ヶ所、横それぞれ1ヶ所の、計8ヶ所にフックを取り付け完了しました。後ろ2ヶ所はナット斜めってる問題が発生していますが、前側はその経験を生かしてナットが斜めになりそうなところはフックを縦向きに取り付けて回避しました。失敗を糧に成長しています。
というわけで、途中困ったことも発生しましたが持ち前のまあいいか精神で乗り切り、強度的にも問題なく、実用性の高いフックつきコンテナボックスになりました。このフックにネットを引っ掛けて、こんな具合に荷物を積めるという寸法です。
柔らかいコンテナに取り付けたフックに依存していますから、あんまり重たいものは厳しいと思いますが、エコバッグくらいなら快適に積んで走ることができそうです。
実はもうひとつ取り付けたいモノがあります。時計です。無いなら無いでスマホの時計を見れば良いのですが、画面にナビを出している状態だと時計の文字が超ちっちゃい問題が発生していたんです。
バイク用の時計も市販されているようですが、今回は使い捨て感覚で1000円の腕時計を取り付けました。時計のバンドではハンドルを巻き込むには短すぎて届きませんから、結束バンド(インシュロック)で延長して取り付けました。
ちなみに時計の裏蓋やバンドの金具で塗装を傷付けてしまわないように、裏蓋にはウレタンを両面テープで貼り付け、バンドの金具は取り外しちゃいました。
ちなみにボタンを押すとバックライトが点灯する機能はあるようですが、見たところかなり暗いです。夜見えるかどうかは明日、会社帰りに乗ってみないとわかりません。
ともかく、ミッションコンプリートです。午前8時半から作業開始して、写真の時計の時刻を見ると11時11分ですから、1時間40分ほどで全行程を終了しました。楽しい日曜日の朝でした。
ちなみに、この後スーパーに行って早速エコバックを後ろに積んで走って帰ってきましたよ。実に快適、ホールド感も申し分なしでした。