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−蜜柑色− ガードレールは夏みかん色【いろどり旅行記#03山口県】
ガードレールの色だけでidentifyできる県、山口県。
噂には聞いていたけれど、実際にガードレールを見ると、笑ってしまうほど黄色い。
皆さんもとりあえず見てみてほしい。
デデンっっ
![](https://assets.st-note.com/img/1663588643693-ew6TDrVnHO.png?width=1200)
ここのストリートビューを見に行くと、川を挟んで黄色のガードレールと白のガードレールが合い見えているのを拝むことができる。
さて、この黄色いガードレール、なんでも「夏みかん色」らしい。
萩に限らず、山口県の県道では黄色いガードレールをあちらこちらで見かけます。
これは、昭和38年の山口国体の開催にあたって、山口県で何か特色のあるおもてなしをしようと考える中で、県道のガードレールを県特産の「夏みかん」の色=黄色にすることになったそうです。
アイデアが香ばしすぎる。
何を食ってたら、「おっしゃ、ガードレールの色、夏みかん色にしたろ!」と思いつくんだろうか。
(たぶん夏みかんを食ったら。)
それで実際にガードレールを夏みかん色にしちゃうのもすごいし、
60年ほど経った今も変わらず夏みかん色なのもすごいし、
夏みかん色のガードレールに囲まれて平然と車を運転する山口県民の皆さんも面白い。
山口県民は、他の県には夏みかん色のガードレールはないと初めて知ったとき、どんな気持ちなんだろう。
いつ、どうやってそれを知るんだろう。
他県に旅行に行ったとき、ふと「……あれ、そういえばガードレール全部白くね……?」と思って、「ガードレール 白い」で検索するんだろうか。
そして、他県から山口に帰って、夏みかん色のガードレールに囲まれたとき、故郷に帰ったことを実感するのかな。
いずれにせよ、「山口県 ガードレール 黄色 なぜ」で検索したぼくは、山口県の夏みかんPR作戦にまんまとハマったのである。
皆さん、夏みかんを食べに、そして夏みかん色のガードレールを見に、山口県にLet's goです!
【蜜柑色】みかんいろ
蜜柑の果皮のような色。
蜜柑色の蜜柑は温州みかんだそうです。