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夢に向かう先には味方しかいない

夢に向かって伸びやかな人は、
悩んでいる眉毛も、悔しい涙も大変に尊い。


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私は先日夏の高校野球を観戦しに朝から甲子園へ向かった。

各校球児や応援する生徒、保護者が球場内外に溢れており、
「このイベントは本当に、人生の一大イベントなんだ」と改めて感じた。

打席に立つ球児たち、
守備位置で球を追う球児たち。

その横顔にはまだ短いであろう今までの野球人生のページが、夏の浜風を一身に受けてはためいている。目の前の勝利に向かって、毎秒忘れられない記憶が新しいページに刻まれていく。

毎試合、必ず敗者がでる。

敗者のない試合は無い。


その「敗北」は人生における挫折という意味での「敗北」とは全く異なるのだが、それでも球児たちにとっての敗北は絶望だ。

それが絶望だと感じられる感性が美しい。

大人はこれを感じることによって「高校野球」という一つのジャンルに惹かれていくのかと、まさにその渦中に入ってしまった私は後付けのようにそう思った。


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高校球児も、若い女優も、芸術家も、誰だって。

自分が思い描いた世界に飛び込み、もがき、泳ぎ溺れ、前に進んでいく姿はいくつの人間であっても他人を魅了する力を持っている。

その人間に魅了された人の存在が、さらに前に進むことを後押しするのだ。

夢を持つ人に敵など存在しない。自分の味方だけなのだ。

忘れないでほしい。

サポートされるってどんな感じですか? でもマイペースに進んでいきたいと思います