見出し画像

日々心地よさの頂点を求めて!

ふと過去に作ったフォステックスFF85WK、8cmフルレンジ+ツイーターの共鳴菅スピーカー(無垢材)を仕舞ってあった部屋の後ろの方から取り出して、久しぶりに聴いて見た。スタイルは細長で置く場所も気にならないスッキリとしたもの。アンプは、6FQ7シングル真空管アンプに接続して聴いた。

8cmフルレンジ共鳴菅

これよりも、一回り細くてFostexのP650Kを上向きに取り付けたフルレンジ(無垢材)を店舗の高い天井に向けて鳴らすと、部屋全体が音楽に包まれるようなサウンドになる事を知っている。(ただし半導体アンプの時の経験)

そんな細長いスピーカーでも、音源によっては、驚くような低音が出る経験をしていたので、この8cm共鳴菅に期待を込めて改めて自宅で聴いて見た。

が、全然ダメダメで、ただ、音は出ている程度のものだった。感動がない。

やはり、アンプとの相性があるのではないかと考えている。

気を取り直して、元の、FE126NVバックロードホーン(無垢材)に戻して聴いてみたら、やっぱり心地よく、気持ちいい音でなってくれる。安心して聴けるのである。

当たり前の事だとは、わかっていても、やはり、今私の頂点は、目の前のFE126NVバックロードホーン(無垢材)であるという事を再認識した。(合板で作ったFE166NVバックロードホーンよりも低音が締まって良い。)

このスピーカーであれば、6FQ7のようなMT菅で非力なアンプでも、我が家の広さの部屋では、十分過ぎるほどのパワーで鳴ってくれる。特に低音の広がりが全く違う。

がしかし、これがもし、半導体アンプを使って8cm共鳴菅を鳴らすとまた違った結果になるのだろうと想像している。