6B4Gが手に入った
先日、地元の電子部品屋に委託品として6B4Gが2本で5,000円で売っていた。ネットではない対面で、お店を信じて思い切って買ってみた。まだ火をいれていない。
6B4Gは、2A3と規格が類似しているが、ソケットがUSオクタルで、フィラメント電圧が6.3Vであるとの事で、一度入手してみたかった真空管である。
最近の自作は、MT管が主流だった。
久しぶりの3極ST管で、電源、出力トランス、チョークコイルなど少しコストアップになってしまうが、お小遣いを貯めて気長に作成してみたいと思う。作るならやはりシングル、無帰還で、直流点火になるだろう。
早速、ネットで製作事例を探したら、やっぱりアメブロのHiroちゃんさんの記事が豊富なことが分かった。6B4G の作成紹介もいくつかあるのだが、類似の2A3を参考にしたほうが良いとアドバイスをいただいた。2A3の回路にヒータ部分の回路を6.3V+直流点火にすればよいようだ。
蛇足ながら、先日6FQ7のミニワッターだけれどヒーターハムを減らすために直流点火を試したところとてもうまくいった経験がある。
もう十分な数の真空管アンプを作ってきたのに、新しい球を見つけるとまた作りたくなってしまう。計画、設計から部品集め、はんだごて片手に組み立て、そして、火入れをし音が鳴った時の感動は、その努力と費用の対価として必要十分以上の価値がある。
中毒症状の様で、この世界にハマったらやめられない。困ったものである。