漸く鳴った、本番システム
12AU7低電圧真空管アンプが漸くできた。
漸くとは、結構数日時間をかけていたけど、中々うまく動かなかった。
回路は合っているようなのだけど、音が出たり、出なかったり、そして、左右両方同じ回路なのに片側のトランジスタだけがやけに熱くなったり、音の出ない側の電圧がやけに高かったり。そして、漸く左右から音が出るようになるものの、歪みが大きくて、聴くに耐えなかったり。
結局、自身のハンダの技術、基板作成技術が未熟だからなのだろう。はっきり問題の原因がわからなかった。
トランジスタの扱いもまだ不慣れのようである。3本脚の番号を間違えて取り付けたりしてしまう。
結果的に、全ての問題は解決して、今、漸く左右バランス良く、いい音で鳴っている。
左の真空管がある方が、増幅回路。
上段が12AU7の電圧増幅段。そして、下がトランジスタを使用したダイヤモンドバッファ回路。右側が電源回路で、6V、12V、30Vを供給している。また、三端子レギュレーターを使い5V電源を作り、USB経由でBluetoothレシーバーに送っている。
さて、いよいよこのシステムを箱に納める作業を明日から始めることとしよう。