チャイコフスキー 交響曲第四番ヘ短調
仕事から帰り駆けつけの一杯ならぬ、駆けつけの一曲がこの曲。
カラヤン指揮、ベルリンフィル、1971年録音らしい。特にいい録音なのかどうかはわからないけど、迫力がすごい。
目を瞑って、まぶたの向こうに立体感のあるオーケストラの舞台が見える様だ。特に右奥あたりからコントラバスがズシンズシンと響き、音の厚みを増している。
FE126NV、バックロードホーンの存在を感じさせない音場がそこに広がり、木管、金管、バイオリン等々弦楽器がベースの上であちこちで飛び跳ねている様だ。打楽器は、ティンパニーだろうか。主旋律に負けないほど存在感で奥の方からドスンとやってくる。音量はそんなに大きくないが、リスニングポイントにいる私はこの音場に包まれて、なんとも気持ちが良くほろ酔い状態である。
音楽は、いくら聴いても二日酔いがないので、安心して聴けるのが嬉しい。