こんな音も大事にしたい。
レコードプレーヤーを作り始めて時間が経つが、中々思う様に進まない。ターンテーブルとトーンアームの関係、モーターの事、PWMの事、そして、制御するマイコンとしてArduinoの事、プログラミング言語としてC++の事と、だんだん深みにハマって来たが、底から抜け出せない。
そんな遅々として進まない自分の日常の中でも、季節は移り変わり、あっという間に草木は生い繁り、自然界では春に目覚めた動物たちが活発に活動を始めている。
角がまだ生えていない若い鹿達や、小狐が人を恐れず道端や、空き地、草むらに姿を現している。
音の変化といえば、鳥達の鳴き声が人の営みの音さえもかき消すかの様に、オーケストラを奏でている。
うぐいす、めじろ、ひばり、カッコー、そしてホトトギスなどなどが、あちこちで鳴き声を競い合っている。
それ以外にも、たくさんの鳥達がいるのだろう。綺麗な色々な鳥達があちらこちらで飛び回っているのだが、名前など知らない。
そういえば、ここの所カラスの鳴き声を聞かなくなった。毎年、家の前にある高い針葉樹の林の上では、子育て中のカラスが鳴き声で幅を利かせていたのだが、今年はどこへ行ったのだろう。
また、ヒヨドリの鳴き声も、今年はめっきり少ない。去年は、ヒーヨ、ヒーヨとあちらこちらで鳴いていたのだが。
私には、このヒヨドリの鳴き声が、「いーよいーよ」と聞こえ、自分のことを肯定してくれている様でとっても好きだったのに。
自然の中の四季は、日々変化している。これから、春から梅雨を超えて夏に向かっている。私のレコードプレーヤー作成の進捗はどうなってゆくのだろう。秋口ぐらいには、形になるといいのだが、、、、