60年代風ステレオイメージ-日本ラジオ博物館に行ってみた。
お盆休みの今週月曜日、松本の日本ラジオ博物館というところに行って、実物を見てきた。
通常、土日しかオープンしていないのだが、お盆のこの週とゴールデンウィークは一週間平日もやっていると言うのでこのチャンスを逃すてはないと思い、突然だがカミさんも連れて行ってきた。
電蓄は、写真では見たことはあったが、本当に演奏しているところを聴かせてくれた。今のレコードプレーヤーと違い、針はただの鉄針をカートリッジに指して円盤を鳴らす。結構いい音で鳴っているのには驚いた。
残念ながらお目当てのものは、展示されていなかったのだが、館長が丁寧に、時代の変遷によるラジオの作りの違いなどを教えてくれた。
今のような大量に簡単に作る仕組みではなく、職人が一つ一つ木材で仕上げたケース、そして、それぞれ個性のあるデザインを見ていると、現代では感じることができなくなった趣きを感じることができる。
自作のレコードプレーヤー、真空管アンプ、スピーカーボックスを組み合わせてみると、イメージとしては、60年代のステレオセットに近くなってくるようだ。
さて、これからその臓物である、真空管アンプの設計をしてみようと思う。