🔸入院生活について①<病院案内編>
まず最初に病院案内についてです。
フロアには皮膚科以外の入院患者の方も大勢いらっしゃいます。
談話室や風呂場などの共通エリアの使用には気を使いましょう。
ちなみに皮膚科患者は西棟4階が男性、5階が女性と分かれています。
・共通エリア
談話室やトイレ、洗濯機や乾燥機・シャワー室などは共通になります。
談話室には患者用の冷蔵庫があり、きちんと名前さえ書けば誰でも使用できます。※定期的に清掃やチェックが入り、名前がないものは処分されますので、注意してください。
また温・冷の水やお茶(ほうじ茶)が無料で使える設備もあります。ペットボトルは使えないので、コップか水分計量できる容器をお勧めします。ちなみに私はメモリ付きのプロテインシェイカーを使っていました。
・部屋(大部屋or個室)
入院前に個室か大部屋のどちらにするか、確認されます。
個室は入院費用に加え、1日当たり別途5,000円かかります。
大部屋は4人構成の造りとなっており、カーテンなどの仕切りがあるので、最低限のプライベート空間は確保されます。しかし他の患者と数週間〜2ヶ月の間、生活を共にしていくのである程度の協調性が求められます。
集団生活が肌に合わない、高くなっても個人的な空間が欲しいという方は個室を選んだ方が良いもしれません。
もちろんお金の面もありますが、私は大部屋を選択していました。それは脱ステの情報交換ができたり、仲良くなれば一緒に運動・観光もできるという利点があるからです。
また普段生活している中ではあまり接点のない人たちと知り合えるので面白いと思います。学生や教師、社長さんから機動隊員までetc・・・
ちなみに仲良くなった人とは今でも連絡を取り合い、一緒にご飯や遊びに行ったりもしますよ!逆に個室だと自分からきっかけを作っていかないと、親しくなりにくいようです。
・洗濯機と乾燥機、掃除道具
長期入院の患者さんがほとんどなので、洗濯や掃除など身の周りのことは自分で行います。フロアごとに洗濯機と乾燥機(各約30分×100円)が1台ずつあります。
また屋上には洗濯物を干せるスペースもあるので、利用したい方人は自由に使えます。そこには退院した患者が置いていったハンガーやピンチハンガーなどがありますので、それを利用することも可能です。(部屋によっては押入れの中にもあるそうなので、チェックして見てください)
なお洗濯物に洗剤が残っていると痒みを誘発する場合があるので、洗剤の量は適量の7割程度を使用するようにしましょう。掃除用の道具は各部屋に置いてありますので、それを利用してください。
・シャワー室
フロアに浴室付の大きなシャワー室と、小さいシャワー室の2つがあります。ほとんどの人が大きい方を使いますが、皮膚科患者は17時〜20時の間になりますので、時間には気をつけましょう。
阪南では週に2〜3回程度の数分間の短いシャワーをするように指導されます。これはあまり頻繁に長時間浴びると、そもそも足りていない体の油分が流れてしまうだけでなく、まだ必要なカサブタや浸出液までが取れてしまうのを防ぐためです。
あまり浴びないと今度は体の汚れや常在菌が悪さをするので、医師と相談して回数を決めましょう。
・売り場
1階にはコンビニのような小さな売り場があります。歯ブラシからお菓子、週間漫画まで扱っているので、気になる方は行って見てください。
いかがでしたでしょうか?
今回は病院案内をテーマに書きました。
次回は入院生活1日の流れについて書きますので、良かったら覗いてみてくださいね。