🔸一人での脱ステをお勧めしない理由
・考える以上に大変で、しんどい
顔はゾンビのようになり、体からはガサガサ、とても人前に出られる状態ではありません。
引っかき傷や割れているところからは浸出液と血が出て、風が吹くだけでも痛い。信じられない量の大量の落屑が毎日剥がれ落ち、何回掃除してもキリがありません。
トイレに行くのも億劫になる程体がしんどくなり、シャワーを浴びると傷口にしみて発狂しそうになります。
そしてどんどん心身ともに衰弱していき、布団の中に篭りきりになっていきます。
・医学的な知識やサポートがない
軽く脱ステを考えられる方もいますが、実際は想像を絶する痛みと苦痛を伴います。
生半可な気持ちで乗り越えられるものではないですし、細菌感染やカポジ感染症などのリスクのある為、きちんと医師の指導のもとで行うことを強くお勧めします。
何かあればすぐに対応してもらえるので、安心感が違います。
・孤独になるリスク
脱ステなんていう標準治療とは真逆の治療を行うのは、周りの理解を得られづらいことでしょう。私の周りもそうでしたし、なんなら実の親ですら未だに理解していないと思います。（何度も説明をし、本やアトピーに関する漫画まで手渡したのですが・・・）
でも何十年も医師の言われた通りにステロイドを塗り続けても治らないどころか、効かなくなってしまう人も確かにいるのです。
そしてそのような既存の治療法に疑問を持った方、ステロイドのリスクを感じた方が、脱ステロイドという手段に行き着きます。
そんな孤独な状況の中一人で乗り越えるのは、簡単なことではありません。
しかしここで入院すれば同じような境遇を過ごしてきた方と知り合い、分かち合いながら共に治療に専念できる環境があります。
人それぞれ事情があり一概には決断できないこともあるとは思いますが、私は上記の理由からサポートがある体制の所での脱ステをお勧めします。
いかがでしたでしょうか？
今回は一人での脱ステをお勧めしない理由をテーマに書きました。
壮絶な苦しみや痛みを伴う脱ステは、安易に一人で行うべきではありません。
きちんとリスクや先のことを考慮の上、覚悟を持って行ってください。
次回はアトピーに関するおすすめの情報先について書きますので、良かったら覗いてみてくださいね。