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こんなスタンプカードは貯めようという気にならない
今日は美容室などでよくある“スタンプカード”の話。
改善するべきポイントが沢山!ある地方の理容室
先日、ある理容室に行った。
わたくしは市場調査も兼ねて月に2回ぐらい髪を切りに行くのだが、今回もいつも通りに適当に新規のお店を探して行ってみた。
ちなみに今回は理容室に行ったが、その理由は“ヒゲを剃ってもらいたかった”から。
今回行ったお店に関して言うと、いろいろダメ出しポイントがあった。
店内が雑然としている
オーダーしたカットと結果が異なる
値段が安すぎるメニューがある
店主の空き時間の活用が下手くそ
ホットペッパーの運用ができていない
本当は一つ一つ改善点を解説したいところだが、今日はその改善点の中でも“スタンプカード”について感じたことをお伝えしたい。
理容室や美容室のスタンプカード戦略
わたくしはそもそも、メンズ関しては紙のスタンプカードはもう不要だと思っていて…
アプリで自動的にポイントが貯まっいくならともかく、紙で保管しなければいけないスタンプカードは財布のお荷物になるだけだ。
それではこちらをご覧いただきたい。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/71740243/picture_pc_1c7437d1f794c9c8c063e191573b0c7f.jpg?width=1200)
満タンは50個。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/71740400/picture_pc_2fd01ac7e122ab8ffec23169da0b1d9b.png?width=1200)
こちらのスタンプカードは、1000円で1つ押してもらえるスタイル。
したがって、50個すべて満タンにするにはこのお店で50,000円を使う必要がある。
そして満タン時に得られる特典は1200円の割引。
つまり、2.4%の割り引きだ。
果たしてこれで、面倒くさがり屋が多いメンズの何人の人がポイントを貯めようと思うだろうか?
それもわざわざ紙のスタンプカードを保管してまで…
『50個貯めるのも大変だし、割引も50,000円で1200円かぁ…』
そんな感情になる人の方が多い気がするのだ。
サロン集客の専門家がオススメする“効果的なスタンプカードの作り方”
ではわたくしならどんなスタンプカードを作るか?
ポイントは5個で満タン
来店回数1回につきポイント1個
初回来店時は特別サービスでポイント3個押しておく
5個満タンになったら、髭剃り無料または髭剃り不用の場合は500円割引
これならお客様の感情はどうか?
『初回来店でポイント3個押してくれた。ということはあと2回行けば髭剃りが無料になる。2回ぐらいなら髭剃りも悪くなかったし、また行ってみるか』
ポイントカードが面倒くさいメンズでも、こう思う人もいるのではなかろうか。
最後に…
ポイントカードやるなら、以下の3つに注意してほしい。
満タンまでの道のりが長いポイントカードはやめる
できるだけ値引きや割り引きを特典にしない
初回来店時はポイントが貯まりやすいような仕掛けをする
ぜひご参考に。
ちなみにこれは余談なんですが、冒頭の理容室のスタンプカードはもう既に捨てました笑笑
だって割り引き率に魅力ないし、カットはイマイチ(髭剃りは上手!流石)なんだもん…
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