残留か移籍か…小野瀬康介の判断は?

こんにちわ。

今季も残すところJ1参入プレーオフ決定戦と天皇杯の計4試合だけ。

今、我々のメーン業務は「人事ニュース」に移っており、明日もまたどこかで何かしらのニュースが出ると思います😊

さて、そんななか、きょうはG大阪の解団式に来ました。松波正信強化兼アカデミー部長が取材に応じてくれました。

https://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2019/12/09/kiji/20191209s00002179352000c.html

気になるのは、やはり小野瀬康介選手の動向でしょうか。FC東京も興味を示すなか、いち早く正式オファーを提示した横浜M。
両クラブの置かれた状況から考察したいと思います。

小野瀬選手は今でこそウイングバックをしていますが、元々は攻撃的なポジションの選手。J2山口でもゴールを量産したように、守備負担を軽減させられれば、今季も7得点以上できた可能性があります。
今季リーグ制覇を成し遂げた横浜マリノスは4バックシステムを採用するクラブで、より攻撃に集中できると思われます。
さらに来季、横浜MはACLに出場。彼にとってアジアの舞台は未知の領域です。サッカー選手として、その舞台に立てる選手は限られているだけに大きな魅力を感じても不思議ではありません。松波強化部長もACLの存在を危惧していました。

一方、横浜Mには今季リーグ得点王でMVPに輝いたMF仲川選手やMFマテウス選手、東京五輪世代の遠藤選手ら実力者が揃っています。
G大阪では不動のレギュラーを張る彼ですが、横浜Mでは常時の出場が保証されるとは限りません(取材不足で申し訳ないですが、マテウス選手が移籍となれば小野瀬選手か仲川選手を左サイドに回す可能性もあるかもしれない…)。
またG大阪MF遠藤保仁選手のような、受け手に優しいパスを出してくれる選手はなかなかいないので、そこも小野瀬選手の持ち味に影響が出るかもしれません。

G大阪側は必要戦力として、宮本監督も出馬して残留を要請するとのこと。
横浜Mは交渉1発目で、クラブができる最大限の評価をするとのこと。
天秤にかけた上で、最終的には本人が決めることになります。
ここからは少し様子を見ましょう。

そして最後に言いたいのは
移籍とは常にハッピーが待っているとは限りません。
居心地の良かった前クラブとは違い、移籍先で悲運を味わった選手は数多くいます。
だから悩みに悩みます。
眠れなくなる選手もいます(事実、小野瀬選手は横浜Cから山口に移籍する時、頭がパンクしそうになったと言ってました)。

そんな苦しみ抜いた選手の決断。
残留しても移籍しても、サポーターの方々は尊重してあげて欲しいと思います。


ご精読ありがとうございます。

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