「可能性」問題が解決される可能性は?
「可能性」は、きわめて重要な常用語かと思いますが、国語的には…
1 物事が実現できる見込み。「成功の―が高い」
2 事実がそうである見込み。「生存している―もある」
3 潜在的な発展性。「無限の―を秘める」
4 認識論で、ある命題が論理的に矛盾を含んでいないという側面を示す様態。
概ね良い方向性で使われる用語ですよね。
なので
・積雪となる可能性
・置き忘れた可能性
・盗まれた可能性
・事故を起こす可能性
・騙された可能性
といったことは、意味は通じても、国語的には難ありですよね。
「~の恐れ」で済むケースは良いのですが、ほかに当てはめる用語が無くて仕方なく使われるケースが非常に多いですよね?
これは、相応の用語を作らない限り解決しない、「可能性問題」とでも言い表しておきましょうか。
可能性問題が解決される可能性や如何に?!?!?