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下町そぞろめぐり2023 #6  リンネバー/Rinne.bar

アップサイクルなもの作りが楽しめる日本発のモノづくりバー

リンネバーはゴミになってしまうはずだった素材を、自らの手でアップサイクル作品に甦らせる、新御徒町にあるモノづくりバーです。

誰かの不要となったものが、誰かの価値あるモノに生まれ変わる「アップサイクル」、そんな作品づくりが楽しめます。

お酒やドリンク飲みながら、自分だけの手作り作品が作れます。工作が得意でない方も、いろいろなキットもあるので、素材を選ぶだけであなただけのオリジナル作品が作れます。もちろんスタッフが丁寧に教えてくれます。

昔ながらの建具がコラージュされた不思議な玄関、なぜかトンカチが埋まったテーブル、新しいのに古く懐かしい雰囲気です。

<代表の小島さんと成田さん>
<いろいろな飲み物が楽しめます>


リンネバーが誕生するまで

代表の小島さんは「モノづくりをする人」と「仕事」をマッチングする仕事をやっていました。そんな中で「誰もがモノづくりを楽しめる環境があれば良いのに、どんな場所があれば良いのだろう?」と考える中、友人がポートランドに移住します。

小島さんがポートランドを訪れると、「ないなら作ろう!」という創造的な雰囲気に触れ、これなら日本でもできると考え、2018年から仲間を集め、ご縁があった店舗をDIYでリノベーションし、クラウドファンディングで資金を集め、現在に至っています。

事業をスタートしてから、関わる人たちの笑顔が溢れ、とてつもない手応えを感じているそうです。最近では修学旅行の学生さんたちが訪れ、蔵前のモノづくりを体験しているそうです。

リンネバーの提供できることは次の3つです。
1.体験の提供 
誰もがアップサイクル のものづくりができるRinne.bar(リンネバー)運営しています。イベントや学校、研修において出張営業もやっています。
2.付加価値の提供
廃材を研究し、様々なクリエイターやメーカーとマッチング。アップサイクル商品開発を支援します。
3.学習機会の提供
これまでの大量消費、廃棄に流されてきた思考を一度ふりかえり、新たな着想を得る学習機会をつくります。

リンネバーのSDGs宣言書

さまざまな活動の中から経済、社会、環境の3つの側面からの取り組みをリンネバーのSDGs宣言書として表明いただき、SDGs経営支援チームTOKYOの中小企業診断士が内容を確認いたしました。

アップサイクルなモノづくりを体験できます

私もリンネバーでモノづくりを体験してみました。まずは棚から作ってみたいものを選びます。私は皮のキーホルダーを作ることにしました。

<いろんな素材、キットが並んでいます>

まず皮の端切れを3枚選びました。使う道具はお店が用意してくれます。型抜きで皮を切り抜き、留め金をトンカチで打って金具を留めます。時々ビールをいただきながら、リラックスして作業をすることができました。

<左の3枚の皮のハギレからストラップができます>

そして出来上がったのが下の3色のキーホルダーです。自分で皮の工作ができると思っていなかったので、とても嬉しく感じました。とても気に入っています。

<出来上がったキーホルダー>

将来は、企業や家庭から不要とされるものをみんなで持ち寄ったクリエイティブリユースセンターをつくりたいと考えているそうです。ゴミだと思っていたものが実は誰かの宝物になる、想像力を刺激する循環環境を実現する。リンネバーがそんな日本のワンダーランドになったらいいですね。

お酒(もちろんノンアルコールのドリンクも)を楽しみながら、地球にも優しく、ちょっと人にプレゼントしたくなる、自慢したくなる手作り作品を皆さんも作ってみませんか?

お店のホームページはこちらです。 
アップサイクルなモノづくりBar | Rinnebar | 東京都台東区上野

<こんな店構えです>


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