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私的ドライビングテクニック考(1)

なんとなくサーキットを走り続けています。特に速いわけではありませんが、どうすれば速いのか、どうなったとき遅いのかが漠然とでも見えてきたように思うので、とりとめなく書いていきます。

走るときはコースのアウトとインを使うことを意識する。

初心者あるあるかもしれませんが、どうしてもラインが中途半端になります。私もその傾向が非常に強いです。インはオーバースピードでアンダーを出してどうしても付けないことはありますが(もちろん失敗なのでこれもだめです…)、少なくともアウトは許す範囲でギリギリまで寄せたいです。私は左ハンドルのクルマでサーキットを走ることが多いのですが、左側に余裕を残してしまうことが多く課題です。


筑波サーキットのホームストレートで。赤い線が速いドライバー、青い線が私です。アウトが余っているのが分かります。

シフトアップのスピードを極力速くしたい

シフトミスをしてしまっては元も子もないのですが、シフトアップのスピードは速いに越したことはありません。私はこれが下手で確実にストレートスピードを損しています。


赤い線と青い線で差が出ているのが、2速から3速にシフトアップしているとことです。この差は致命的です。

アクセルはなるべく早めに踏めるようにしたい

アクセルを踏むタイミングを間違えると、アンダーステアが出てせっかく踏んだアクセルを途中で戻さなくなったりします。これは大失敗ですが、そうならない程度にぎりぎり速くアクセルを踏むことが、とくにローパワーなクルマでは必要なように思います。もちろん、アクセルを踏める態勢にどうやってもっていくのかという過程が大きなポイントとなります。これは難しいので、またの機会に。


赤実線で加速するか青実線で加速するかの差は限りなく大きい感じがします。

頭を右に左に動かして視線を先に先にと移動したい

サーキットで走り出すと、眼の前のことをこなすのに精一杯になってしまいがちです。コーナーの進入でも真正面を凝視してしまったり…。ただ、速く走るには少なくとも立ち上がりまでのことは考えておきたいです。そのためにはコーナー進入時はせめてコーナー出口を見るくらいの余裕は欲しいです。

曲がるためにアクセルもブレーキも踏んでいない時間を作りたい

曲がるためには非常に重要なことです。上記の「アクセルをなるべく早めに踏むようにしたい」ともつながるのですが、アクセルもブレーキも踏まずにステアリングを切れるだけ切って、曲げておきたいポイントがあります。私はサーキット走行ではアクセルかブレーキか、どちらかは踏んでいるものと刷り込まれたためなかなかこれが難しいです。ステアリング舵角も少ない方がいいと言われることが多いですが、切れるときはしっかり切って立ち上がりの姿勢を作ることが重要なように思います。


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