実はX-A7買ってました
展示品とのことで、51000円で富士のX-A7買ってました。
久しぶりの富士。初めてのAPS-C。お前オリンパスちゃうんかい!4/3ちゃうんかい!いや、やっぱり動物はオリンパスだと思いますよ、AFとシャッターの反応がずば抜けて速い。じゃあ富士に何を期待したのかというと、センサーサイズの大型化による高感度特性の向上と「フィルムシミュレーション」。
フィルムシミュレーション、むかつくことに自分でRAW現像するよりいい色を出してくれます。銀塩時代にVelvia(感度50)をCONTAX T2で使っていましたが、感度6400のVelviaという、25年前には考えられなかった境地に達しております。ディティールの描写力も凄い。フィルムシミュレーションというのはRAWからJpegを生成するときに適用されるので、Jpegのブロックノイズは「ピクセルが見えるくらいに」拡大すると現れます。でもA3ノビに印刷しても、多分、分からない。Velviaの高い色飽和濃度とハイコントラストで、あまり明るくない場所でも、ぴいよの瞳がちゃんと赤く写る。
こんなカメラが、CANONのコンパクトデジタルカメラPowerShot G7X Mark IIより安かったんです。どういうこと?
オカメインコの撮影に関して言えば、
OLYMPUS OM-D E-M1 Mk III >= 富士X-A7 >>>>>>>>>> CANON PowerShot G7X Mark II でした。
フィルム時代の色の設計のノウハウを画像処理に応用しただけでなく、カメラとしての使いやすさでも優れている。富士は、元々コンパクトカメラから営業写真(写真館)のGX680まで作っていた会社。昨日今日カメラを作り始めた訳ではないのです。PowerShotにかなわないのは携帯性くらいでしょうか?でも携帯性最優先ならiPhone8があるので。2003年、auでカシオのカメラ付き携帯を買ったとき、これからはコンパクトカメラを持ち歩かなくても携帯電話があればいいではないか、と期待したのですが、画素数もさることながら、使い勝手がカメラとしてはよろしくなく、がっかりした記憶があります。ガラケー時代はそうでした。富士通のArrowsもあまり良いとは言えなかった。しかしそこはさすがiPhone、かゆいところに手が届いている。使いやすい。画質も良い。
2000年に買った富士FinePix4900Z、9万円、実質240万画素。技術は随分進化したものです。