T2で撮ってみた・イルフォカラー ヴィンテージトーン
まさか今年になってカラーフィルムが新発売されるとは思わなかった上に(その時)1980円って良心的では?と思って、買ってみました。
https://www.biccamera.com/bc/item/12026636/
↑あ?24枚撮り?
今は、改良版?で36枚撮りもあるみたいです。
https://www.biccamera.com/bc/item/13201567/
買ってしまってからぶぅぶぅ言っても仕方ないですし、返品したら、それをまた誰かが買うことになるかもしれない。そういうの、何というか、良心の呵責という点で、私はやりたくない。それに、ともあれ一度は使ってみよう、ということでT2に詰めて小田原へ。
この色は好みが分かれそう。実際にはもっと彩度高かったです「ならVelviaで撮れ」すみません。
富士山ですけど、ここ、インバウンドが集まってオーバーツーリズムとか永遠にないだろうな。日本人だって撮らないかも「でも撮るのです」。
酒匂川。大きな工事をしておりました。
これを撮って、この写真が売れるとでも思うのか、そりゃ誰も買わないし、スマホで撮った人もいないと思います「でももう工事は終わってます」「だから何?」「でも撮ります」
この富士山も誰も撮らないだろうね。ただ、酒匂川、このときこんなに青かったかな?忘れました。
大雄山線井細田駅。実はここ人通りも車の通りも多くて、この1枚に5分くらいかかりました「だから何?」
ロマンスカー並んでます。左端、さりげなく「EXE改装前」。
T2にありがちなピント抜け。OMで撮りなさいそうですねそう思います。
小田原。確かに実際より「褪せた色」な気がします。メーカーの狙いでしょう多分。これってAdobeRGBでJpeg吐き出すデジタルカメラと「同じ土俵で戦うことを止めた」って意味でしょうか。そうだとしたら、その考えそのものはありかな、と思います。思いますけど、イルフォードって英国の会社ですよね。英語で「土俵」って、なんて言うのでしょうか。
このフィルム、緑色は鮮やかかな、割と。
少しトーンカーブをいじればシャドウはもっと締まると思いますが、逆に、やり方によっては「シャドウのディティールも出せる」と思います。
現像から上がってきたCD-Rに記録して貰った画像をそのまま出しています。
もしかして周辺光量落ちてます?絞り開放だったかも。T2の38mmって、割とそうです。
何を撮っても「クラシック」っぽく見えてしまう、というのを狙ったフィルムなのかなと思います。
こういうシーンには比較的強いT2ですが、写真そのものがたいしたことないのはT2のせいではありません。わしが悪い。
赤の発色が少し地味かも。
ネガカラーだけあって、ダイナミックレンジは相応に広い感じはします。左手の魚屋さん、シャドウを挙げるともっとディティール出そう。
この商店街の看板って、結構派手なのですが、地味に写った感じ。知っている人は知っていると思いますが「横浜銀行の看板」って、もっと鮮やかな青ですよね。
ここは少し+に振っておいてもよかった。
逆光線が厳しいのは、フィルムなのかT2なのか。T2にはフードがないので、その影響もあるかもしれません。
新幹線!
ここも順光で撮った方がよかった。逆光線の方が「午後」って感じがする、というのはちょっと苦しい(個人の感想です)。
これね、「ピントが合わない例ですよ、T2って動く被写体に弱いので」と思って撮ったのですが、ピント合ってる?鉄道写真としては、誰にも相手にされないレベルだとは思いますけど。左が空きすぎ。T2って画面中央でしかフォーカシング出来ないので「置きピンとかするやろ?」今思うとそうなんですけれど「ピントが合わない例ですよ」をやりたかったので。
一体何が言いたいのか分からない写真だと思われるかもしれませんが、私も分かりません。
小田原市役所前の樹木。こういうのはピント合うだろうなと思っていましたが、合っているようです。ディティール凄そう。
本当にこういうのピント合わない。
これでも外すか……
とまあ、今回はこんなところです。
撮影:2024年5月頃
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