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AIに何歳まで生きられるか質問してみる
DeepSeekって「きっと中国共産党が資金と頭脳をかき集めて打倒西側を狙ったのに違いない」と思ったのですが、そういう話ではないらしい。
そもそもの開発者は、AIを使った投資で財をなし、その資金でDeepSeekを開発したという。政府でも党でもなく、民間資本らしい。
でもってNVIDIAの最新型GPUが輸入できないので、NVIDIAの型落ちのGPUを使ったという。
オープンソース。ほんまかいな?本当でした。Git HubでPythonのソースコードを公開している。MITライセンスなので、商用利用OK、改変OK。
いったいなぜこんなものを公開したのか?
もしかしたら「作ってみたら出来たんで、オープンソースにしたら面白くね?」とか?
オープンソースであっても、その「運用」で稼ぐことは充分出来うるし、実際やっている。
オープンソースのOSや言語での「誰でも使える完成品」を作って、その販売やメンテで稼ぐビジネスは大昔からある。
MacOSだって今のカーネルはBSDなので、カーネルのソースは公開しています。それにGUIとアプリとH/Wを組み合わせて売っている。レンタルサーバを借りるとMySQLがインストールされている場合があって、それを使ってオープンソースのWordPressが追加料金なしで使えます、みたいな商売もある。
中国製のAIだから国家の機微に関わる質問ははぐらかす、というのは、そりゃ「そういう学習をさせた」からそうなるのであって、実際、日本企業がソースコードを入手して学習させたDeepSeekは、かの国にそれなりに気を遣いつつも、ちゃんと答えてくれてます。
では、オープンソースのDeepSeekを、米国企業がNVIDIAの最新GPU使ってブリバリ走らせたらどうなるのか?
最新GPUの性能を引き出すにはソースコードを修正した方がよいのかもしれない。修正したらええやん。MITライセンスのオープンソースなのだから。
何ならその修正をAIにやらせたらよいのでは?今、AIが強い分野の一つに「プログラミング」があるのだし。
既にAI開発に資本投下してきたテック企業がサンクコストに頭抱えることはあるだろうけれど「なんやオープンソースでええのん出てきたやん、うちもオープンソースにして、ミックスして最新GPU使ったら無敵やん?」と考えたりは、しないのだろうか?してるだろうね、既に。
ただ「旧型GPUで現行GPUに負けないソースコードを作ってしまった」というのが本当なら、いわゆる「シンギュラリティ」が、従来の想像を超えて早く実現してしまうのでは?
DeepSeekの最大のインパクトは、安いとかChatGPTと互角とかではなく、むしろ「そこ」ではないのでしょうか?
とかいいながら、私はまだDeepSeekを使っていません。
高性能AIを利用するシーンがないので。
十数行の簡単なPHPくらいしか頼まないので、無料のGPT-4oで事足りてしまう。「AIポートレート」はAdobe FireFry。という訳で今日のポートレート。
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「おい、タイトルと書いてること全然ちゃうやんけ」
いえいえ、ここからが本題です。
今日気がついたのですが、AIに「何歳まで生きられるか」を質問したら、答えてくれるのか?
という訳で、ChatGPTに質問してみました。
以下、質問の例。
この人物設定は架空で、実在の人物ではありません。
ただ、なるべく「ありがちな例」を想定してみました。
1965年6月生まれの日本人男性がいます。
彼の職業はコンサルで、主にデスクワークですが、打合せ等で、都内のオフィスから都内のクライアントに、月に数回出張します。移動手段は電車と徒歩です。
職場は自宅までの通勤は電車片道1時間弱、自宅から駅まで徒歩10分、駅からオフィスまで徒歩5分です。
運動やトレーニングは、特に行っていません。
変則勤務はなく、残業時間は月30時間くらいです。
職務上のコミュニケーションは多いです。クライアントとは毎日何かしら連絡を取り合っています。クライアントから専門的な質問を受けることも多々ありますが、問題なく回答しています。
家族や近隣住民との人間関係は良好です。
趣味は温泉旅行です。
身長170cm、体重80kg、血圧は上が130前後、下が90前後、脈拍は60前後です。
米を主食とし、野菜を食べます。肉はあまり食べませんが、魚は週に3回は食べます。
牛乳を毎日200ml飲んでいます。
半年一度歯科に通い、歯周病はありません。
日常的なストレスは中程度、睡眠時間は一日6~7時間です。
この男性の余命は何年でしょうか?
統計的な平均余命(日本人男性)
厚生労働省の最新の「簡易生命表」によると、
1965年生まれの日本人男性(現在59歳)の平均余命は約25〜28年です。
つまり、推定寿命は84〜87歳が一般的な目安になります。
この男性の健康・生活状況を考慮
プラス要因(寿命を延ばす要素)
✅ 日常的な歩行(通勤・出張)あり → 完全な運動不足ではない
✅ バランスの取れた食生活(魚・野菜を摂取) → 生活習慣病リスクを抑える
✅ 牛乳を毎日摂取 → 骨密度の維持・カルシウム不足の予防
✅ 歯科定期受診(歯周病なし) → 口腔衛生が良好で全身の健康維持に有利
✅ 人間関係が良好(家族・近隣住民・クライアントと良好な関係) → ストレスの緩和・認知機能低下の防止
✅ 趣味(温泉旅行)がある → リラックス効果・ストレス軽減に有効
マイナス要因(寿命を縮める可能性がある要素)
⚠ BMIが約27.7(やや肥満) → 高血圧・糖尿病・心疾患リスク
⚠ 血圧が高め(130/90) → 高血圧の継続は脳卒中・心疾患リスクを上げる
⚠ 運動不足(デスクワーク中心、特に運動はしない) → 代謝低下・筋力低下・血流悪化
⚠ 睡眠時間が6〜7時間(やや短め) → 睡眠不足は生活習慣病リスクを高める
⚠ ストレスが中程度 → 長期的な健康への影響が懸念される
推定余命(寿命の予測)日本人男性の平均寿命:84〜87歳
健康状態・生活習慣を考慮(プラス要因が多い) → 86〜90歳
肥満・高血圧・運動不足・ストレスを考慮 → 82〜88歳
総合的に見て、この男性の推定寿命は82〜90歳程度が妥当と考えられます。
特に「高血圧」「やや肥満」「運動不足」が寿命を縮める可能性があります。
寿命を延ばすためのポイント
より長生きするためには、以下の点を意識するとよいでしょう。
1️⃣ 体重を5kgほど減量(75kg前後が理想) → 血圧・糖尿病・心疾患リスクを下げる
2️⃣ 適度な運動を習慣化(ウォーキング・軽い筋トレ) → 血圧改善・代謝向上
3️⃣ ストレス管理を強化(趣味・リラックス法の充実)
4️⃣ 睡眠時間を7〜8時間に増やす → 免疫力向上・生活習慣病予防
5️⃣ 血圧管理(減塩・運動・十分な睡眠)
この生活習慣を改善すれば、90歳近くまで生きる可能性も十分にあるでしょう。
ChatGPTの回答は、平均余命に現在の医学的知見をベースとしたプラス要因とマイナス要因を加味して回答している感じがします。
非科学的なニオイを感じません。
よほど「変な医者」にでも質問しない限り、ほぼ同じ回答を返してくれるのではないでしょうか?ただ、所要時間十数秒、このスピードで「これだけの文字をタイピングする」のは無理でしょう。その前に、考える時間や、場合によっては調べ物をする時間も必要でしょう。
えー、なぜまたこんな質問をAIに投げかけたのかというと、それは秘密です。上記の質問例は各パラメータを架空の値に設定していますが、パラメータを「調べたい人物のパラメータ」に置き換えれば、その人の「推定余命」を、AIが考えてくれます。
考えてくれるだけですよ。それが必ず当たるという保証はしれくれないですし、「現時点での生活習慣」を前提にしているので、生活習慣が変われば回答も変わると思います。
さーて、誰ですか?そわそわしてるのは。
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