1996年にも、西日本で大雪がありまして
表紙の写真は、1996年2月のJR芸備線三次駅。
CONTAX T2+Velvia(当時Velviaには感度50の製品しかありませんでした。以下、写真は全て同様)
今調べてみたのですが、表紙の写真は過去の乗車券から「1996年2月10日」だったようです。もともと西日本でも山岳地帯にはスキー場もありまして、雪が積もるところもあるのですが、平地にはあまり積もりません。1996年2月の大雪では中国縦貫道が通行止めになって夜行バス「ニューブリーズ号」が迂回運転、三次駅に数時間遅れで到着でした。あれからちょうど25年。
何で1996年2月に三次駅にいたのかというと、本当はニューブリーズ号を三次で降りてすぐ、三江線の始発に乗るつもりだったからです。確か当時から三江線は本数が少なく、お世辞にも乗車率が高いとは言えない状況でしたが、まあJR西日本なら何とか持ちこたえ……2018年に廃止?知らなかった。
で、1996年2月の話ですが、三次着の時点で既に三江線の始発に間に合わず、しかし幸いにして3連休だった?で、1日日程をずらして、その日一日、三次市内に居ました。市内を一回り歩いた後に、早めに宿にチェックインして、宿前の坂道の雪かきボランティアを一人でやったり。いや、そこがまた急な坂道だったんです、雪でコケたら骨折しそう、くらいの。まあようするにヒマだっただけですが。
↑その日の三次市立図書館。
その翌日は無事三江線の始発に乗り、それから山陰線で益田まで出て、山口線で津和野へ。その日の津和野↓
↓津和野神社から眺めた津和野市内。よくよく見ないと分かりませんが、画面左1/3くらいのところに、3両編成の特急「おき」(スーパーではないおき)が来ていました。
↓そして、その日の「神田珈琲園山口店」
神田珈琲園山口店、今でも営業しているそうです。
東京神田の神田珈琲園は、2018年5月から昨年7月まで、JR高架耐震補強工事の関係で休業していました。山口店、神田のお店で経験を積まれた方が「のれん分け」で山口県山口市にお店を開いたとのことで、ここにも「珈琲園ブレンド」があります。値段は違うと思いますが。
1996年には、後に東京の神田珈琲園で写真展を開催するなんてことは、予想もしていませんでした。というか、「東京の」神田珈琲園には、その頃、まだ一度も行ったことがなかったんです。なぜ神田珈琲園を知っていたかというと、当時は「柏店」があったから。「柏店」で焙煎豆を買うと、その袋に「旭川店(北海道)」や「山口店」の住所が書いてあったので。なぜ東京より遠い山口に先に行ったのか。当時の私が何を考えていたのか、今ひとつ思い出せないところです。
ともあれ、大雪で大変な思いをされておられる現地の皆様にお見舞い申し上げます。