見出し画像

なんとなくのススメ vol.5~場の創り出す”香り”を愛するということ

少し前、”私の強み”を友人に聞くキャンペーンをひとりでしていて(笑)
親友…と少なくとも私は思っている…に同じ問いをしたとき、4つの強みを還してくれた。
 1. 行動力
 2. 探求力
 3. 共感力
そして、丁寧に言葉を選択しながら挙げてくれた4つめが
 
 『場の創り出す香りを愛すること』
 
だった。

彼女曰く、(要約)
「たとえば、美術館に絵を見にって、一枚の絵の前に立ったとき、
数百年前、パレットと筆を持って今自分の立つ同じ位置に立ち、キャンバスに筆を走らせる画家の存在とその画家が描こうとしたものをその筆跡ひとつから感じるのと同時に
この絵を含むこの展覧会を、この順路でこの照明の明るさで展示する美術館側の意図とその意図を通してこの展覧会が表現したいことや、今自分が立っている美術館という空間そのものをその場にいる他の人たちの存在が生み出してるものも含め、すべてを感じ、それらすべてを愛するところ」

らしい。本人読んだら「そうは言ってない」ってヵ所もありそうだけど、
まぁそんな感じ。

これを聞いたとき、とても嬉しかった。

私自身が
「あ、あの瞬間のあの感覚のこと」ってわかったし、
私では言語化できないところを、私のことを丁寧に見ててくれて、ちゃんと感じ取ってくれていて、言語化してたことが嬉しかった。

もうひとつ、
その話をしてるとき、彼女が、私がそれを感じている様を呼吸のように表現してくれたことが嬉しかった。

「香り」

そうなんだ。
一個一個わけられない。
画家の筆致も美術館という空間もその場にいる人々も
それらが一つになって創り出している「香り」のようなもの。
言葉にすると何行にもなって、あれのあれであれだから、ってなるんだけど
それらは香りのように、吸う息のなかに在って私の中に入ってくる。

たぶん、私は、いろんなことをそんなふうに「香り」として感じてるんだと思う。
はっきりと、「絵」「美術館」「人々」みたいな粒だって感じてるんじゃなくて
それらをひとつの香りとして、”なんとなく”感じている。

音としての日本のコトバ
量子と宇宙

それらも私は なんとなく の世界で感じている。
そこにある香りを感じてる。

香りって、言葉で表現できないよね。
林檎の香りは「林檎の香り」以外どうやって表現したらいいかわからない。
だからいつも、言葉で表現しきれなくて悩むし言葉数が多くなるし
すでにもう結構な文字数打ってるしw
そして頑張って言葉にしたとたん、
自分の中に香りとしてただよっていたものが
カタチになってなんか違うってなるし
なんか違うものになって相手に届いてしまうこともある。

これが私の特質、ってことは
他の人はそんな感じ方をあんまりしていないんだ、という驚きもあった。

私の中の なんとなくの世界

みんなのなかにもきっとあるはずの なんとなくの世界

ここ、noteに、今までいくつか書いてきた「なんとなくススメ」。
私が言葉にできない”なんとなく”をコトバにしてでもしたいのは

「誰の中にもある なんとなく を感じる感性」を刺激すること

かもしれない。

 …ということで
 
私がパリ五輪のブレイキンで感じた香りについて書きたかったのだが
前置き長すぎなので次回へ繰り越し。



受付中!!
未来の自分を迎えに行く 人生を本気で変える人のためのセッション
ただいま期間限定お得なモニター募集中!
お友だち追加で情報GETしてくださいね^^
イヌイミキのFMラジオ番組
ミタマロッカーズラジオ 毎週水曜日2時にOnAir‼
リクエストメッセージ募集中です!
Apple・AmazonMusic・Spotify・KKBOX 各ポッドキャストにて配信中!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?