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アメリカ横断16日目🇺🇸ニューオリンズ|ハゲしくて自由な音楽

世界を旅暮らしする海外ノマドフリーランスの飯田さん(@iida_shiです。

深夜2時に就寝し、6時に起きる。

苦学生していた時よりは寝れている。
なんてことを思いながらジムへ向かう。

ほどほどに身体を動かしてから、温水プールで汗をながす。

と、引き寄せなのか、そんな苦学生時代の友人とワシントンで会うアポイントが取れた。

これはなんとしてでも4日後にワシントンに行かないといけない。

ひとまず今日はジャズの聖地ニューオリンズを1日観光する。

1日使って観光できるのも、あとニューオリンズとワシントンだけだ。

RVパークの温水プール

アンニュイさとエネルギッシュが混沌とした街

タクシーに乗って市内にある世界最高峰とも呼ばれている(公式サイトに書いてあった)チキン屋でランチを取る。

チキンの衣がサクサクしてて美味しい

ちょうどこのお店があるのが観光地の起点。対して、我々が泊まっているRVパークが反対側。

ということでRVパーク方面へ歩いていく。

バーボン通り

ニューオリンズといえばバーボンと言われるほど有名な道。
歴史的な建物が立ち並び、独特の建築様式を見ることができます。

ジャズバー、レストラン、クラブなどが密集している歓楽街で、夜は渋谷のハロウィーンみたいだった。

ジョージ・ロドリーグのブルードッグ
アメリカで最も古くからあるカトリックの大聖堂『セント・ルイス大聖堂』
セント・ルイス大聖堂の前
観光客も多く街には活気がある

日中は街を散策し、夕方にRVパークへ戻り夕食を食べた。

ジャズの聖地に酔いしれる

ニューオリンズといえば、ジャズ発祥地として知られている。

ジャズがここから生まれ、ニューヨークやシカゴ、そして世界へ羽ばたいたと想像すると、非常に考え深い。

なお筆者は子供の頃から親の影響でジャズは好きで、今でも仕事のお供で聞いたり、ジャズバーへ訪れたりする。
ただしし、夜・うるさいところ・人混みが嫌い。

果たしてニューオリンズは耐えられるのか….。

夜のバーボン通り
路上演奏

街全体がクリエイティブを守ろうとしている姿勢に、居心地の良さを感じた。

が、私が求めていたのはジャズであり、バーボン通りにその趣を期待していた。

しかしいざ行くと、昨今流行りのヒップホップミュージックばかりが流れて少し萎えてしまった。

バーボン通りから少し道を抜け、フレンチマンストリートと呼ばれる場所へ向かう。

昼間にあの道を歩いた時、治安がいいとはいえない雰囲気だった。
少し躊躇したが、せっかくジャズの聖地にいるわけだし、行くことに。

夜9時に野外で金管楽器をガンガン吹いている
行って正解だった

▼生演奏の様子(動画)

ジャズ史上最初の天才こと『ルイ・アームストロング』の銅像

「だれ?」と思ったかもしれないが、日本で生きていたら必ず一度は彼の歌を聞いたことがあるはずだ。

路上ライブに酔いしれ、その勢いでお店へ入ろうとするが、本格的なお店はどこもパンパン。並べば入れそうなお店をなんとか見つけられた。

お店の前

結局、僕ともう1人は途中で出ていってしまった。
残った仲間たちは、僕らが出ていった後にトランペットのソロバトルが始まって、見応えのある演奏を肌で体感できたそうな。

タイミングってあるよね。また来ればいいさ。

今まで見てきたアメリカは、大自然とお金中心の資本主義さだった。

けれどニューオリンズでは、クリエイティブに命を費やし向き合っているであろう人たちの空気を感じた。物価高で苦しみながら、音楽という娯楽であり処方箋で人生を楽しく生きている。

頭でわかっていても来ないとわからない、アメリカの違った顔を見ることができた。

あー、旅っていいな。


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飯田さんってこんな人

プロフィール:
1997年生まれ。千葉県出身。高校卒業後、米国の大学進学を目指して、新宿5丁目にあるNICインターナショナルスクールへ入学。金銭面の事情でアメリカ進学を断念。そこから英語を使う仕事を探し、京都で人力車を引っ張ることに。2年働いた後に京都のIT企業へ中途入社。2020年1月に動画制作者として個人事業主開業。アニメーション制作をしつつ、YouTubeやブログなどで情報発信。フルデジタルな環境を生かして、場所にとらわれない生活をしている。


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