ノマドニア参加者はその後どうしている?講師から見た卒業生の進路を大公開
どうも、海外ノマドの飯田さん(@iida_shi)です。
私は仕事をしながら世界一周をしています。
学生時代の友達にそう伝えると、90%の確率でこう質問されます。
「え、仕事はどうしているの?」
その質問に対する私の答えはこう。
仕事をしながら旅してんで!
パソコンとWi-Fiがあればどこでも仕事できるから〜!
このような場所にとらわれず仕事をしている人たちのことを世間では『ノマド』と呼びます。
なんか胡散臭いですよね。
とはいえ、日本を出れば当たり前のライフスタイルとして認められつつあります。
でも旅をしながら仕事をするってめっちゃ難しくない?
そもそも何から始めたらいいかわからんし…
そう思っている人にノマド体験を提供するプログラムが存在する。
それが『ノマドニア』だ。
ノマドニアとは、ノマドになりたい人が実際に海外に来て、10の職種を体験するプログラム。
始まりは2021年10月の0期、開催国はロシアの南に位置するジョージアという国でした。
0期を皮切りに継続してジョージアで開催されている。
さらに国を変え、インドネシアのバリ島、タイのバンコクとチェンマイ、メキシコのグアナフォトでもノマドニアは開催される。
この記事を書いている私は、ノマドニアのジョージア会1期、2期、3期、4期、5期、10期11期、14期、17期で講師として登壇させていただきました。
私が教える職業は以下の3つ。
Vyond(アニメーション制作)
Webライティング
オンライン講師
私はノマドニアの参加者ではありません。
しかし講師を何度も経験しており、0期からこのコミュニティを見ているため、参加者以上にノマドニア生と出会ってきました。
そして参加終了後の参加された方々の活動をTwitterやノマドニア参加者Slackグループで2年以上拝見してきた、数少ない人がこの記事を書いています。
そんな私がこの記事では以下のことをシェアします。
ノマドニアに参加された人がその後どうなったか
ノマドニアを経て、ノマド生活をしている人はどんな仕事をしているのか?
そもそもノマドニアにはどんな人が参加しているのか?
ノマド生活に憧れている人やノマドニアに参加しようか迷っている人はぜひ最後まで読んでください。
ノマドニアの卒業生たちの進路
卒業生みんながノマドになるわけではありません。
ノマドニアの目的は「絶対に稼げるようになる」ではなく「体験をする」だから。
体験した結果、ノマドには向いていないと気がつく人だっています。
残念に聞こえますが、経験したことで適性がわかるということは、次に行動へと踏み出しやすくなるチャンスでもあります。むしろ行動しないで、何も変わらない方が悲惨ですから。
そんな体験プログラムが終わったあとの進路を大きく3通り紹介します。
ノマド生活
ジョージア、ないしはバリ島でノマドニアに参加したあと、そのまま現地に残る人は毎期1人はいます。
また日本に帰国してからフリーランスとして個人のスキルで生活を始める人もかなり多いです。
ジョージア会 3期として参加されたChihoさんはノマドニア終了後、ジョージアでWebライティングのスキルを鍛えた結果、日本へ帰国してからフリーランスとして活動されている。
ちなみに、ノマドニアのスタートであるジョージア0期は14人中9人がジョージアに残りました。(この記事を書いている今はほとんどがバラバラの国にいます)
ジョージアに残らなくても、近隣のトルコへ行ったり、物価が安い東南アジアでノマド生活をする人も多く見てきましたね。
物価の安い国にいれば生活コストがかからないため、収入がなくても貯金で食い繋ぐことが容易です。
その間にノマドニアで学んだことを活かして、リモートでお仕事を獲得して個人の収入をどんどん上げていくのが王道コースです。
下のツイートは、ノマドニア卒業生による生バンドカラオケの様子🎤
(投稿主の「KOH|デジタルノマド」はノマドニア創業者の1人)
日本へ帰国し職につく
冒頭でも説明した通り、ノマドニアに参加した人みんながノマドになるわけではありません。
そもそも参加する目的も人それぞれだから。
「ノマドになりたい」以外にこんな参加目的を持った人がいました。
退職してやりたいことがないから何となく
なんか面白そうだから
友達を作りたいから
また実際にジョージアで半年以上ノマド生活をしたけど、自分に合わないから就職をするなんて言った参加者もいます。
例えばノマドニアジョージア5期として参加されたケントさんは、ノマドニア終了後にジョージアへ半年以上滞在したのち、就職するという道へ舵を切りました。
ノマドニア0期に参加された陸くんは、春に就職が決まった状態でジョージアへ来てノマドニアへ参加しました。
ちなみに彼はノマドニア参加後、内定を蹴ることなくしっかり新卒切符を活かし就職しました。しかしジョージア滞在中にサイト制作の仕事を受注した、バイタリティのある青年です。
改めてお伝えすると、ノマドニアは稼がせるプログラムではありません。
体験価値を提供するプログラムです。
ノマドになるためにノマドニアに参加した結果、やはり日本で就職したほうがいいという選択になることも大いにあり得るわけです。
ワーホリへ行く
ノマドニアに参加するということは「10の職種を体験する」ということ以外にも、海外に1ヶ月強制的に身を置くということでもある。
決してノマドとしてパソコンに向き合ってずっと仕事をしなくても、ワーキングホリデーでビザを取得して、海外で雇われながら生活をする選択肢も存在する。
ジョージア4期で参加されたTaijinさんはノマドニア終了後にワーホリを利用してオーストラリアへ拠点を移しました。
そしてなんと週刊SPAにオーストラリアでの様子が載りました。
ワーホリで資金を貯めながら、休みの日にパソコンで仕事をするという選択肢もノマドニアに参加することで生まれます。
ノマドをしている人はどんな仕事をしている?
卒業生はいろんな道へ歩んでいきました。しかしノマドニアに参加される方の多くは場所に捉われない生活をしたいはず。
そこでノマドニアを卒業した人が行っている仕事を3つ紹介します。
ここで紹介する3つは特に人気な職種になっています。
Webライター
Webライターは初期投資の手軽さから1番人気です。
私もライターとして活動していますが、たしかに始めやすいし、ネットで募集されている仕事も多いため、駆け出しフリーランスにはオススメの仕事ではあります。
例えば、ジョージア11期&週末ノマドニアに参加したNonさんは、Webライターとして活動しており、今ではノマドニアのWebライター講師としても活躍されています。
ジョージア3期のくまこさんは、2期で参加されたトシさんからライティングのお仕事を受注していました。
ノマドニアは「終わったらそれで全て終了!」ではなく、参加した後もコミュニティとして動き続けます。
参加者同士で仕事を回せるのもノマドニアというコミュニティの強さですね。
ジョージアの西に位置するバトゥミでノマド生活をしていた4期のみやびさんは個人ブログに記事を書き続け、このような結果が出ています。
(彼はノマドニア関係なくバイタリティがある気がしますが…笑)
動画編集
動画編集も人気な職種の1つです。
仕事の内容は、主に他の方のYouTubeチャンネルの動画を代わりに編集するといった感じです。
毎日投稿を目指しているチャンネルが多い昨今、動画編集のお仕事はライターより多いかもしれません。
最初は時間がかかって大変ですが、慣れてくるとサクサクと編集ができるようになります。募集されている仕事の数が多いため、体力と営業力があれば仕事に困ることはないはず。
3期のユメノさんはノマドニアを卒業してから約4ヶ月後に月収10万円を超えました。
彼女は大学を休学してジョージアのノマドニアへ参加し、そのままジョージアへ残りました。最初は稼げていなかったものも、継続して行った結果が下記のツイートです。
5期のKiyoさんも動画編集をしており、周りの卒業生たちから力を借りて頑張っています。
同じく5期のケンさんは、元々映像制作会社へ勤務しており、退職しジョージアのノマドニアへ参加。
会社で映像を制作していたため、撮影や編集などが分業制だったと彼は話してくれました。そのため個人で1から仕事を請け負って動画を作るのが大変だと出会った頃は話していた。
そんな卒業生の彼は、なんと今ではフリーランスとして受託の仕事だけではなく、ノマドニアの講師になり教わる立場から教える立場として活躍されている。
講師
じつは、5期のケンさんのようにノマドニアを卒業した人が講師になるケースは珍しくありません。
むしろノマドニアの運営陣は卒業生が新しく来る未来のノマドたちに教える循環を作りたがっている。
ゆりかさんはノマドニア初回の0期を卒業した後、すぐに1期の運営として参画した。(2023年末に運営を卒業)
1期の卒業のなるさんは何度も現地スタッフを経験されており、お世話になった人からは"兄貴"と呼ばれている。
ノマドニア屈指のイケメンこと2期のひろきさんは卒業後、自身の仕事をしつつノマドニアの現地スタッフとSNS運用講師として活動されていた。
いま紹介した3名は運営含め講師として参画しましたが、2期のトシさんはメディア周りの強さから、ライター講師としてノマドニアでは活躍された。
このように卒業した後、着実にスキルを積むことでもしかしたら講師としてノマドニア参加者に教える立場になることもできる。
その他の職種
ジョージア会10期で参加されたリョーガくんは、ノマドニア参加終了後にOJTでいろんな職業を経験したのち、企業のシステムDX化で海外生活をしています。
ノマドニア11期に参加されたEimiは卒業後にVyondアニメーション制作をはじめ、営業が強い会社とマッチし、ノマドニアが終了して1年足らずでバリ島へ行けるように。さらにノマドニアの講師にもなったそう。
バリ島特別会に参加されたキムタクさんは、卒業後も続くノマドニアのコミュニティを通してノマドニア参加者と一緒にバリ島で語学学校を開校します。
ジョージア19期に参加されたjunさんはなんとオンライン占い師として活動をしています。ネットのおかげで自分のスキルを使った仕事が世界のどこでもできるわけです。
筆者から伝えたいこと
私はノマドニアを通して人生が180度変わった人をたくさん見てきた。
もちろんそれは彼ら彼女らがチャレンジして行動した結果なので、ノマドニアに参加したことだけが全ての成功要因とは限らない。
しかし挑戦したい人に強制的に行動させる環境が揃っているのがノマドニアの強みだと私は思っている。
「今のままずっと日本で働いてていいのかな…」
将来に対して不安を1mmでも感じている人はノマドニアの説明会だけでも受けてみてほしい。
あんまり強くオススメしすぎると、怪しく見えるため普段こんな発信はしないが、私がこの目で見てきた結果なので、つい熱がこもってしまいました。
ノマドニアに興味がある方はnoteのコメント欄にてご相談ください。
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あなたと世界のどこかで会えることを楽しみにしています。
これからの未来に、გაუმარჯოს🥂