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アメリカ横断21日目🇺🇸ワシントンD.C.→ニューヨーク|あなたはどこに住みたいですか?
世界を旅暮らしする海外ノマドフリーランスの飯田さん(@iida_shi)です。
今夜、ニューヨークにいるらしい。
ワシントンD.Cの大自然で目を覚ます私にはそんなこと1mmも想像できなかった。
New York City Boyを聴いて都会の気分を作っておこう。
最終日だが、ワシントンD.C.→ボルチモア→モンゴメリー→ニューヨークとかなり予定が充実している。
アメリカの入り口 ボルチモア
私は運転ができないため、よく助手席に座るのだが、4人の運転手たちとよくこんな会話をした。
「今まで訪れてきた街で住むならどこがいい?」
アトランタ、ニューオリンズ、ロサンゼルスと人それぞれ。
かくいう私の推しはテキサス州のオースティンだった。
都会で不便さを感じなさそうで、少し車を走らせば自然がある。
そしてオフィス街が綺麗で、肉が美味しかったから。
まさか最終日に更新されるとは思ってもいなかった。
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なんかいい。
アメリカの都会っぽいけど、どこか良い意味で田舎くさい。
まずボルチモアに到着して向かったのがフェルズ・ポイントと言われるパブ街。ブランチの時間なので、スーツを着た人やランニングをする人が多い。
気温も今までいたところより下がっていたので、ひとまずコーヒーを飲みにカフェへ。
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なんとなく見た目で入ったお店だったが、実はこの辺りでは一二を争う有名店だったみたい。
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アメリカも20日目。
日本の感覚で1人1品頼むと、腹と血糖値がやられて半日寝て過ごすことがわかっているので、5人で3皿をシェアすることに。
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写真ではわかりにくいが一般男性の顔くらいデカい。
そしてパン生地の中にジャムっぽいものが入っており、「うまっ」と声が出るくらい美味しい。
もし私がボルチモアに住んでおり、友人が遊びにきたら必ずここへ連れていくであろう。
お腹も心も満たされ、街を散策する。
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野球の神様ことベーブルースはボルチモア出身。
彼が生前住んでいた家は記念館になっていた。
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これまで訪れた街の中で一番好きかもしれない。
私の遺骨は函館にある岬へ投げてくれと豪語するくらい好きな函館にそっくり。
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そういえば、海を見るのってロサンゼルスぶりだよね。
本当に横断したんだ。
ランカスターでアーミッシュの家へお邪魔します
ボルチモアの次はニューヨークへ向かう道から遠回りしてランカスターにやってきた。
ここへ来た目的は、アーミッシュの村へ行くこと。
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15:00、アーミッシュの村へやってきた。
アーミッシュ(Amish)は、主にアメリカやカナダに住む厳格なプロテスタント系の宗教集団。
何よりも特徴的なのは、アーミッシュは現代技術の導入を拒み、電化製品もほとんどない中で自給自足の生活を行っているということ。
ここではそんなアーミッシュの人々の生活に迫る。
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写真はないが、アーミッシュの人が住む自宅へ見学させてもらった。
電気を使わないため、ガスをうまく利用して生活をしているんだそう。
彼ら彼女らは食料を自給自足をするため、農業や放牧をする。今でも。
ただ自宅見学のガイドをしてくれた人曰く、コストコは行くらしい(笑)
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(クリームをビスケットで挟んだお菓子)
電気を使わない・自給自足の生活・お金も最低限しか持たない。そんな生活が一生続くかと言われたらそうではない。
アーミッシュは16歳になると、外の世界を知る機会が与えられる。
そこでいろんな体験をして、最終的には村へ戻るか、外の世界で生きていくか決めることができるんだそう。
しかし多くの人が村へ戻るとのこと。
我々が生きる資本主義は崩壊すると言われている。
カンボジア大量虐殺を行ったポルポトは決して許されることではないけど、彼が実現しようとして農村社会というのは、実は時代がもう少し遅く、もっと倫理的なやり方をしていたら実現していたのかもしれない。
なんて大袈裟かもしれないけど、アーミッシュのゆったりとした生活ぶりとワシントンで働く人たちを対比して感じた。
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アーミッシュ村を離れ、ついにニューヨークへ向かう!
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ゴール。
人生で心震えた瞬間って覚えていますか?
私の人生に『ニューヨークに着いた瞬間』が加わった。
車を走らせて3週間、ついにニューヨークの看板が見える。
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旅が終わった。
達成感と寂しさが押し込めた。
仕事はしたい、でもまだ終わってほしくない。このまま1週間くらい延長しても良いくらいだ。運転はできないけど。
この文章を書いているときも想いが込み上げてきた。
RVパークで泊まる準備をして、ほっと一安心したのが00:00。
日を跨いだ。けど今日で旅も最後。夜景を見に行こう。
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日をまたいでも電気がついている。さすが世界一の都市。
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あ、自由の女神だ。
お金だけ払っても経験できないこの気持ち。
アメリカ横断、いいよ。
何より、このメンバーで旅ができて良かった。
明日はRVを返却して、夜はフライトだ。
もうウォールマートで今夜食べるお肉をワクワクして選ぶことはないのか。
大人になってもこんな旅ができて幸せだなあ。
アメリカ横断記録は次で最終回。
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飯田さんってこんな人
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プロフィール:
1997年生まれ。千葉県出身。高校卒業後、米国の大学進学を目指して、新宿5丁目にあるNICインターナショナルスクールへ入学。金銭面の事情でアメリカ進学を断念。そこから英語を使う仕事を探し、京都で人力車を引っ張ることに。2年働いた後に京都のIT企業へ中途入社。2020年1月に動画制作者として個人事業主開業。アニメーション制作をしつつ、YouTubeやブログなどで情報発信。フルデジタルな環境を生かして、場所にとらわれない生活をしている。
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