僕の畑に来るネコ182『チャッコGPT』
小雨の朝。
チャッコが、ニャアニャア♪鳴いてる。今日はカタカナっぽい鳴き方だ。
チャッコ「おじちゃん、平仮名とカタカナ、どんな違いがあるの？」僕「チャッコ、いい質問だね♪」
チャッコ「ねえねえ、早く教えて！」僕「待て待て、そう急かすなよ」
チャッコ「平仮名は優しそうで、カタカナはトンガってるとか？」僕「うん、いい感じだね」
チャッコ「今日は雨降りだし、昨晩から寒かったから、鳴き声に無意識に今の感情が乗ったのかな？」僕「いい解釈だね♪」
チャッコ「自然現象が僕の無意識に働きかけているんだね」僕「今日のチャッコ、冴えてるね♪」
チャッコ「僕、最近のインターネットで知ったんだ！僕みたいなのがいるってこと。」僕「え？！なに？なに？チャッコ、、どうしたんだ？」
タケノコ。収穫します。
アレも、
コレも。
お！カブトムシの幼虫か？
チャッコ「ウー、」
チャッコ「ニャアー」
チャッコ「チョロチョロしてら、」
僕「チャッコ、ネズミ捕り上手になったな！」チャッコ「そうだよ！インターネットで調べたんだ！」
僕「チャッコ、さっきから、インターネットって言うけど、おいチャッコ、どうしたんだい？」
チャッコ「AIだよ！」僕「ん？チャッコがAI？」
チャッコ「勘がいい人なら、もう気付いているよ！」
僕「もしかして、アレ？」
チャッコ「そうだよー」
チャッコ「インターネットでAIで、最近の話題と言えば、」
チャッコ「チャッコGPT！！！」僕「流石！！、」
キーちゃんです！
キーちゃん「なに騒いでいるの？」チャッコ「チャッコGPTだよ！」
キーちゃん「なーに言ってるんだか〜」チャッコ「え？、、、」
キーちゃん「私はそんなのに、全然関心無いわ」
キーちゃん「私は毎日、今ここ、これで生きてるの」
チャッコ「そうだよね。コンピューターのプログラムが弾き出す答えに、感情はないもんね」
キーちゃん「私たちは、感情で生きている、生身の生き物よ。」チャッコ「そうだね♪」