僕の畑に来るネコ147『クセになる』
お！チャッコです。
チャッコ「にゃ〜〜♪」
キッキー君登場です！
チャッコ、薪ストーブの前を横切る。僕「チャッコ！危ないぞー！」
チャッコ「さっきは危なかったねー」僕「んだず」
キッキー君「何事も、経験して覚えていくんだよねー」僕「なーに言ってんだかーー」
チャッコ「んでもよ、んだんだず。痛い目に遭って初めて判ることも、あるんだず」
朝陽です。
陽の出ロード。
今朝は薪集め。軽トラ一杯に。
2年前に倒した胡桃の木。キノコが生えている。
お！クロちゃん（父ネコ）登場！
キッキー君「父ちゃん、おはよう」クロ「おはよう」
キッキー君「父ちゃん、ちっちゃくなったね」クロ「キッキー君が大きくなったんだ」
キッキー君「僕、父ちゃんと同じ位に大きくなったよ」僕「んだがぁー。あらららら〜、おっきぐなてはー」
キッキー君「僕は父ちゃんみたいに強くなるんだ」僕「んだが、頑張れな♪」
チャッコ「僕も父ちゃんみたいになりたい」僕「んだがんだが、チャッコも頑張れな♪」
薪も大分集まった。でも、炭焼きをするには、全然足りない。
キッキー君「おじちゃん？炭を焼いて、何をするの？」僕「先ずは、何処から説明したらいいかな、」
キッキー君「全部聞かせて！」僕「んだが」
僕「農家さんや植木屋さんの剪定した枝や倒した木を、有効活用するんだよ。循環型社会。SDG sなんて騒がれているけど、アレは本質を見ないと、利権屋に持って行かれるから気を付けなければならないよ。日本は昔から循環型社会があったの。日本に合った、地域に合った、自分に合った循環型社会を考えて行動する事が大切だよ」
キッキー君「へえ〜」僕「そして、それを燃やして炭にして、畑の土に混ぜたり、家の床の下に敷き詰めたり、土壌改良や、除湿や脱臭に利用出来るんだよ」キッキー君「へえ〜〜〜」
キッキー君「大したたまげた！」
チャッコ「おじちゃんて、、あんな顔して、凄い事考えてるんだな、」
キッキー君「おじちゃん？話し変わるけど、ちょっといい？」僕「なんだい？」
キッキー君「長靴、臭いんだけどーー！！」
キッキー君「でも、クセになる。クンクン♪」