僕の畑に来るネコ175『楽しむこと』
チャッコ「朝陽が綺麗ですね♪」僕「あれ？キッキー君？どうしたんだい？らしくないな♪」
朝陽を見て、キッキー君は、しみじみとしています。
キッキー君「あれ？おじちゃん？今日はいい靴履いてるね！なんで？」
僕「あ！長靴履くの忘れた！」キッキー君「相変わらずドジだなぁ〜おじちゃん♪」
僕「キッキー君？いつも僕がドジみたいな言い方だね？」キッキー君「え？おじちゃん？自分がドジじゃないとでも？？？」
キーちゃん「相変わらずあのふたり、な〜に言ってんだか〜」
僕「キッキー君！ほら！長靴だよー♪」
キッキー君「やっぱり長靴だよねー！いいよねー、長靴♪」僕「え？なんで？」
キッキー君「こうやって踏んづけても、」僕「う、」
キッキー君「噛み付いても、」僕「う、う、」
キッキー君「引っ掻いても、ガブガブ噛みついても大丈夫！」僕「う、う、う、やめれーー！！」
朝陽が、ぶわーーー！！！と。
『陽の出とチャッコの背伸び』https://note.com/iida_k/n/n2290aa424066
キッキー君「チャッコぉ、見てみて、この長靴！」
チャッコ「興味ない」
キッキー君「え？なんで？」チャッコ「なんでってってつったって、興味無いものは興味無いし」
チャッコ「ぷぅ〜〜」キッキー君「う！くっさい！」
チャッコ「ごめん、キッキー君！許して！」キッキー君「信じらんない！いくらなんでも、あんな"ぷぅ〜〜"は無いよ！」チャッコ「キッキー君〜〜♪」キッキー君「やだ！ホント信じらんない！」
キッキー君「キーちゃん聞いて！チャッコったらさ、僕の顔にめがけて"ぷぅ〜〜"ってするんだよ！」キッキー君「そんな事、わざわざ教えてくれなくていいから！」
チャッコ「僕、そんなに酷い事、したか？ウケると思ったんだけどなぁぁぁ」
クロちゃん（父ネコ）登場です。
クロ「おじちゃん、おはよう御座います。いつも子供達の事、ありがとう御座います」僕「いえいえ、こちらこそ、ありがとう御座いますです。毎日子猫達に元気を貰っています。
クロ「そうですか♪それは良かったです。今後とも宜しくお願いします」僕「なんだよクロ、よそよそしい話し方だな。昔のように喋ってよ」
クロ「そろそろ僕は、去ろうと思います」僕「そうか、クロ。いよいよ子離れ、親離れ、、、するんだな？分かったよ、。」
チャッコ「父ちゃん、、。」クロ「みんな元気でな」
チャッコ「父ちゃんから貰ったこの縄張り。大事にするよ♪」僕「僕も、、同じ気持ちだよ、チャッコ」
チャッコ「ぷぅ〜〜」僕「う！くっさい！こら！チャッコ！やったなーーー！！！」
無煙炭火器で焚き火をしながらお湯を沸かす。直火が一番強力だ。瞬間湯沸かし。
親離れの時期が来た子猫たち。
僕は去年、親離れし、この畑を引き継いだ。遊び尽くそうと思う♪ この畑の使命は、楽しむ事。