僕の畑に来るネコ157-1『チャッコ、ユーチューバーを目指すも、』
僕の軽トラを見つけると、てんでの方向から、子猫達が集まって来る♪
珍しく、臆病なキーちゃんが、軽トラの前に来る。
朝焼け。
チャッコ「おはようございます！」僕「おはよー♪」
キッキー君「おじちゃん、おはようございます！」僕「キッキー君、おはよー」
キッキー君「おじちゃん、あのね？」僕「なんだい？キッキー君」
キッキー君「チャッコがね、畑でね、」
チャッコ「何を言っているんだ！キッキー君！言うな！やめれ！」
チャッコ「キッキー君だって、畑で、」
チャッコ「う〜ん！って頑張ってたじゃないか！」
キッキー君「チャッコ！何を言っているんだか？」
キッキー君「チャッコぉ？さっき何を言おうとしてたの？」チャッコ「キッキー君こそ！」キッキー君「お互い不利になるような事は言わないでおこうぜ！」チャッコ「そうだよね！紳士協定を結ぼう♪」僕「あははは」
キーちゃん「な〜に言ってんだか〜♪」
チャッコ「ところでおじちゃん？」僕「なんだい？チャッコ？」
チャッコ「土の中にも生物はいるの？」僕「おー！チャッコ、良い質問だね♪」
チャッコ「キッキー君、知ってた？土の中にも生物がいるんだって」キッキー君「へえ〜！凄いね！」
チャッコ「こんな所にも」
チャッコ「目には見えないけど、微生物っていうのがいるんだ」
キッキー君「なんで、わざわざ、そんな所を例えに使うの？」
チャッコ「スマン♪未だ慣れてなくて」
キッキー君「いや、そんな事は置いといて、、微生物の話を続けて下さい」
チャッコ「はい。だから、畑にウン●しても、微生物が分解してくれるんだ！」
キッキー君「チャッコぉ、公衆の面前で、ワザワザ僕たちのウン●の話し、しなくてもよくないか？」
チャッコ「あ、ごめん！慣れてなくてさ、」キッキー君「ま、練習だからいいけどさ」
キッキー君「僕たち、ユーチューバーになるには、まだまだ勉強が必要だなぁ」
キッキー君「コンプライアンスとか、エビデンスとか、放送禁止用語とか、色々あるんだよなあ」
チャッコ「え！そんなに制約があるの？面倒くさいな」
陽の出に焚き火をする。
陽と火を重ねると、何かいい事がありそうな気がする。
エビデンスは特にありません。朝陽を浴びると身体に良いと聞います。ただそんな気がするだけ。きっといい事がある。これでいいのだ。この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？