僕の畑に来るネコ184-1『難しい年頃』
陽の出道路（ロード）。雑草が良さげに生えて来た。草を見極めて適材適所で整理したい。あと、道幅をもう少し広げたいと思う今日この頃。
チャッコ「にゃ〜」僕「チャッコ、めんこいなぁ」
キーちゃん「私もめんこいべ？」僕「キーちゃんも、めんこいよ〜♪」
チャッコ「キーちゃんは臆病だから近寄ってこない」
チャッコ「僕はスリスリだもんねー」
チャッコ「スリスリ、スリスリ、」
チャッコ「キーちゃんも、おいでよー」
キーちゃん「私はベタベタしないの」
キーちゃん「私は擦り寄らないの」
キッキー君「キーちゃん、カッコいい！男前だね！」
キッキー君「でも、僕はスリスリしてしまうけどな」
キッキー君「頭で考えるより先に、擦り寄ってるけどな、」
キッキー君「ねえ、おじちゃん？どう思う？」
キッキー君「スリスリしてると、ゴマ擦りみたいに思う？
キッキー君「何か（エサちょうだい）下心があるように思う？」
キッキー君「僕は何にもそんな事思ってないし、素直に身体で表現してるよ」僕「うん、そうだね！素直な表現が嬉しいよ」
キーちゃん「父ちゃん♪父ちゃん♪」
キーちゃん「父ちゃん♪父ちゃん♪父ちゃん♪」
クロ「なんだよキーちゃん。ベタベタするなよー」
クロ「お！おじちゃん、おはよう御座います」
キーちゃん「えー！父ちゃん、嫌い！」
クロ「おじちゃん、どうですか？作物は？順調ですか？」
クロ「暑くなったり寒くなったりで、難しい気候ですよねー」僕「んだのよー。天候が不安定で難しいね」
チャッコ「父ちゃん、父ちゃん」キッキー君「父ちゃん、父ちゃん」クロ「なんだよ皆んな、父ちゃん、父ちゃん、て、うるさいなー」
キッキー君「父ちゃんは人気者なんだよ」チャッコ「僕も父ちゃんみたいになりたいな」
クロ「皆んな早く、自立しなさい」
キーちゃん「父ちゃん♪」クロ「なんだい？キーちゃん」キッキー君「父ちゃんはキーちゃんには甘いんだから」チャッコ「いいなぁキーちゃんは」
チャッコ「キーちゃんは父ちゃんにはベタベタスリスリ擦り寄ってるんだから〜」
お！焚き火の煙が、、、
一昨日までの雨と、朝霜で、薪が湿ってる。